日本ではカローラという名前はオワコンに!? トヨタは払拭できるのか?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹 1
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わたしのような中高年世代の日本人にとって「カローラ」というのは、俗に言われる「オワコン」をイメージさせる単語ではある。だがもっと若い世代、具体的には十代から二十代のお若い人にとってカローラというのは、たぶんだがオワコンの象徴ではなく「未知の言葉、謎の呪文」なのではないだろうか。
もちろん一部のお若いカーマニアは、わたしなどよりずっとカローラの歴史に詳しいのだろう。だがそうではない一般的な若人は、「カローラ? それって何ですか?」ぐらいのものである可能性も高い。
それゆえに、もしも本当にステキなカローラ、つまり「安価なんだけど、何かといい感じで革命的な実用車」を今後トヨタが作ることができたなら、「カローラの復権」は決して無い話ではないとも思っている。
おっさんではなく若人たちが発端となって「カローラって車、よく知らないけど普通にイイじゃん」というプチムーブメントが起き、それが順次おっさん世代にも波及していく――というイメージだ。
なぜそう思うのかと言えば、わたしのような中高年にはまったく理解しがたいモノやカルチャーも、若者の間では時おりリバイバルするからだ。
例えば「80年代」である。
60年代のカルチャーや70年代のファッションなどが、数十年後の今になってリバイバルするのは理解できる。そこには確かに普遍的なカッコよさみたいなものがあるからだ。
だが、まさか「80年代」がリバイバルするとは夢にも思ってなかった。あれだけは歴史の闇に葬り、そしてそのまま忘れるべき時代だと思っていた。
だが昨今の若衆はハイウエストのズボンをはき、アラレちゃんみたいな眼鏡をかけ、80年代の浪人生みたいなケミカルウォッシュのジーンズをはいて、横浜銀蝿を連想させるスカジャンを羽織っている。
わたしのような中年にとってそれらは「ダサさの象徴」「忘れたい黒歴史」でしかない。だが先入観ゼロのフラットな目でそれらを見た若人たちは、そこに何らかの美と価値を、新規に見いだしたのだ。
それと同じことが「カローラ」において起こる可能性もゼロではない。
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