BRZは内装もスポーティ。実用性も兼ね備えたデザインとレビューをご紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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スバルは、誰もが車を操る喜びや楽しさを味わえるようなスポーツカーを目指してBRZを開発しました。通勤やショッピングなどの日常シーンと、レジャー・アウトドアのような非日常シーンのどちらにも対応できるポテンシャルの高い車です。
外観のスタイリッシュなデザイン性だけでなく、内装も走る楽しみを体感できるスポーティーなデザインが採用されています。実用性の高さも評価されているBRZの魅力とはどのようなものでしょうか。主な特徴とオーナーレビューをご紹介します。
気持ちが高揚するデザイン性や優れた動力性能を誇るスポーツカーを目指して開発されたスバル BRZ。これまで培ってきたスバルとトヨタの最新技術が融合し「ライド・エンタテインメント」というコンセプトのもと、満を持して発表されました。
スポーツカーらしさを感じられる内装も魅力的です。BRZの特徴についてご紹介します。
スバル BRZは、運転する楽しさを追求した、日常使いができるスポーツカーとして2012年にデビューしました。スバル独自の技術が集結した高効率水平対向エンジンと、トヨタが持つ直噴技術D-45が組み合わされた車です。
2021年にモデルチェンジを施し、究極のFRピュアスポーツカーへと進化した新型BRZとなりました。トヨタGR86の兄弟車です。2022年5月には、ワンメイクレース参戦用車両であるカップカー ベーシックグレードが発売されています。
スポーツカーのBRZは、多人数乗車が目的の車ではありません。しかし、4人乗り設計のため、いざという場合後席に人を乗せられます。実用性を兼ね備えたスポーツカーと評されるゆえんです。
車両サイズは、全長4,265×全幅1,775×全高1,310(mm)となっています。全高サイズは、ルーフアンテナ込みの数値で、ルーフ高は1,280mmです。日本の道路事情でも取り回しの良いサイズ感に設計されています。
スポーティーな要素は、外観デザインだけではありません。内装も、楽しい走りに集中できる工夫が随所に施されています。
現在、BRZのグレードは大きく分けて2種類です。グレードにより、内装の雰囲気や装備が若干異なります。内装の主な魅力をチェックしてみましょう。
BRZのコックピットは、シンプルな水平基調デザインのインパネが特徴です。車体ロール角を直感的に認識できることを念頭に置いた水平基調の造形は、美しいだけでなく機能性を考えられた設計が採用されています。
視界は良好で、ドライバーの防眩機能にも配慮した質感高い内装は、まさに運転に集中できるコックピットです。
運転に必要な情報を表示するメーターには、7インチカラー液晶・LCD液晶が組み合わされたフルデジタルBOXERメーターを採用しています。運転シーンごとに必要な情報を、走行モードを選ぶことにより表記を変えられることがメリットです。
センター部分にスイッチ類を集中配置することで、あらゆる状況下で瞬時の判断や操作を可能にします。運転ストレスをできるだけ軽減したドライバー中心の設計です。
BRZが採用しているシートは、ホールド性が高く、体にフィットするスポーツシートです。直線やカーブなど走行シーンに左右されず、体と車が一体化しているような心地良いハンドリングの良さを体感できます。
Rグレードのシートは、レッドステッチをあしらったファブリック仕様です。Sグレードには、レッドステッチ+レッドアクセントがあしらわれた、ウルトラスエード+本革のコンビシートが採用されています。
全グレードで、レバー式運転席シートリフター・一体可倒式リアシート・上下調整式フロントシートヘッドレストが標準装備です。
BRZのステアリングは、最高峰ブランドREALが手がけたこだわりの品物です。高品質で高い安全性を追求し、軽量かつ高剛性が特徴のアルミ合金をフレームに使用しています。
グリップ内部に使用されているのは、造形しやすいウッドチップ圧縮材です。万が一、事故などで大きな衝撃が加わった場合の安全性も考慮されています。
ガングリップ形状のステアリングホイールは、しっくりと手になじむ握り心地です。操作性においても優れており、高い満足感を得られます。
動力性能に特化しているスポーツカーはファミリーユースカーとは異なり、収納力がさほど高くありません。しかし、実用性も兼ね備えたBRZには、必要最低限のポケッテリアが備わっています。収納性能について事前に把握しておきましょう。
BRZ全グレードには、グローブボックスやドアボトルホルダーが標準装備されています。加えて、ソフトパッドタイプリッド付フロアコンソールボックスも装備されており、後席からも手が届きやすい位置にあるため便利です。
前席のカップホルダーは、6MT車は2個、E-6AT車は3個装備されています。飲み物やちょっとした小物を置くスペースがあるため便利です。
積載性能もさほど期待できないといわれているスポーツカーですが、BRZでは積載量を確保するための工夫が施されています。
リアシートは、荷室側からも操作可能な一体可倒式が採用されており、段差が少ないトランクスルーが可能です。荷物の大きさや長さに合わせてシートアレンジを行えるため、ある程度の荷物を載せられます。例えば、スポーツ走行用タイヤ4本や工具類、またはゴルフバッグ2個などです。
VDA法による荷室容量は、237Lを確保しています。荷室のフロア下部にはサブトランクがあり、工具や小物を収納可能です。
愛車を好みに仕上げて、オリジナルの一台を作り上げたいと思う方も多いのではないでしょうか。純正のアクセサリーパーツを用意している車種はたくさんあります。
スバル BRZも例外ではありません。BRZのカスタムについてご紹介します。
BRZには、外装・内装などを自由にカスタムできる純正アクセサリーが豊富に用意されています。内装のカスタムでは、手始めにフロアカーペットやフットライトキットを変える人は少なくありません。レザーシフトノブやプッシュエンジンスイッチなども用意されています。
利便性やクオリティがさらに向上し、好きな車内空間に仕上げることが可能です。好みや用途に合わせてアクセサリーパーツをカスタムすることにより、しなやかで快適な乗り心地を実現できます。
実際に、BRZをカスタムした経験を持つオーナーのレビューをチェックしてみましょう。車に関する口コミ・レビューが豊富なSNSサイトのみんカラには『パーツがたくさん出ているので永く永くカスタムライフが楽しめる』との声が寄せられています。
他にも、満足している点として『充実のパーツラインアップで純正、社外品共に種類が豊富』というレビューも参考にできる意見です。自分好みに変えることにより、BRZに乗る楽しみが広がります。
現行モデルBRZは、2グレードにそれぞれAT・MTが用意されており、合計4種類のラインアップです。新車価格は、308万円~343万2,000円に設定されています。
2023年7月時点での中古車相場価格は、238万7,000円~479万円です。フルチューンアップしたカスタムモデルは、新車よりかなり高額で販売されています。新車同様の登録済未使用車をお得に購入できるケースもあります。こまめにチェックしてみましょう。
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