スバル「BRZ」 グレード選びより「MTかATか」が悩ましいかもしれない
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 124
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 124
スバル「BRZ」は2012年から販売されている、スバルとトヨタが共同開発した水平対向エンジン+FRレイアウトのスポーツカー。トヨタ「86」とは姉妹車の関係になります。そして現在は、2021年7月にフルモデルチェンジを受けた2代目のBRZが、現行モデルとして販売されています(ちなみに2代目のトヨタ版は「GR86」という車名になりました)。
初代BRZの排気量は2Lでしたが、新型は2.4Lに拡大された新型の水平対向4気筒エンジンを採用。排気量の増大だけでなく吸排気系の強化とフリクション(摩擦)の低減により、最大トルクは初代より約15%向上しています。ちなみに新型エンジンの具体的なスペックは最高出力235ps/7000rpm、最大トルク25.5kg-m/3700rpmで、WLTCモード燃費は11.7~12.0km/Lです。
組み合わされるトランスミッションは6速MTと6速AT。6速ATはSPORTモード時の制御を改善し、クルマがスポーツ走行中と判断した際には最適なシフト操作が自動で行われ、よりダイレクト感のあるコーナリング等が可能になっています。
2代目BRZはボディにも大きく手が加えられました。現行型の「インプレッサ」や「フォレスター」、「レヴォーグ」に用いている「スバルグローバルプラットフォーム」の開発から得たノウハウを投入し、インナーフレーム構造や構造用接着剤などを採用してボディを再構築。これにより、初代に対しフロントの横曲げ剛性が約60%、ねじり剛性は約50%向上しています。
また2代目BRZは「軽量化」にも腐心しており、ルーフとフード、フロントフェンダーに軽量なアルミニウムを使うことで、エンジンの大型化などに伴う重量の増加を抑えました。またBRZ/86といえば水平対向エンジンの採用によって「低重心」であることが特徴ですが、2代目ではさらなる低重心化も追求されています。
安全性能もいちおう進化はしていて、AT車にはBRZとして初めて予防安全・運転支援システム「アイサイト」を標準装備。6速MT車のほうには残念ながらアイサイト コアテクノロジー(自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど)は採用されていませんが、後側方警戒支援システムは6速MT車にも標準装備されます。
次のページ>>MTにこだわりがなければ進化した6速AT&アイサイトが魅力的
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
井戸田潤が初代NSXに出会った!和製スーパーカーに一同ホレボレ!
続報 マジで歴史的英断か!? 東海道新幹線に個室座席新設で1323席のルールが破られるのか?
もしや未来のレジェンドか!?!? 次世代電気自動車「Honda0(ゼロ)シリーズ」が衝撃 しかもほぼそのまま市販モデルになるってマジか
ガルウイングにした本当の理由は? AMG初の独自開発「SLS AMG」はメルセデス・ベンツ「300SL」の再来でした
RB、アイウェアブランド『HUGO Eyewear』とのパートナーシップ締結を発表
「見た目」にビビなら買い! 日産ジューク・ハイブリッドへ試乗 内装とデジタル技術をアップデート
フォーミュラEが面白い! 日産とシェルの関係や過去のシーズンを知って、今期後半をもっと楽しもう
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
ヨシムラSERTが転倒後に追い上げ優勝、3ART綿貫も3位。TSR、Étoileは無念のリタイア/EWC第1戦ル・マン24時間
ホンダの「V8スポーツカー」!? 500馬力超えの「FRマシン」! “NSX後継機”目された「HSV-010」とは
アルファ・ロメオ 車名に "ケチ" つけた政治家へ苦言「名前より雇用守る努力をせよ」 中国企業に危機感
「彼は僕を見てさえいなかった」リカルド、接触時のストロールのオンボード映像を見て激怒/F1第5戦
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも
【1200万円超え】レクサス「GX」出た! 先行モデルは抽選100台の狭き門。正式発売は秋までお預け
【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!?