マツダ「CX-60」商品改良で手頃な新グレード「XD SP」登場。Lパッケージとどっちがおトク?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:マツダ 63
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:マツダ 63
12月9日にマイナーチェンジしたマツダのSUV「CX-60」。最大のトピックである乗り心地の改善はもちろんのこと、サスペンションセッティングの見直しで操縦安定性や乗り心地が改善したほか、電動パワステや4WD制御の最適化、静粛性の向上などきめ細かなアップデートが施されました。
さらにグレードの廃止や追加といった整理が進んだことにも注目で、新グレードとしてディーゼル車に「XD SP」が、ディーゼルハイブリッド車には特別仕様車の「XDハイブリッド エクスクルーシブスポーツ」が設定されています。※XDの読みは「クロスディー」。
特に「お買い得!」と評価の高い“素のディーゼル(非ハイブリッドのディーゼル)”は、最安グレードだった「XD」(RWD|353万6500円、4WD|379万5000円)が落とされ、従来の「XD Sパッケージ」をベースに20インチブラックメタリックホイールやブラッククロームパーツを使った外装でスポーティ感を高めた新グレードの「XD SP」が最安となりました。
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価格最重視の検討層にはやや悲報ですが、SパッケージからSDになったことで価格は31万円前後上昇。最安グレードだったXDからは55~60万円前後、ベースグレードの価格が上昇。
最廉価グレードはガソリン車に任せて、ディーゼル車のXD SPはスポーティな雰囲気やある程度の装備が追加された“安っぽさを感じさせない”グレードを目指しているとも言えそう。編集部でCX-60をマジ検討しているM某も、好みのブラックメタリックホイールを履いたXD SPが気になっている模様です。
>>フォトギャラリーでCX-60のグレード&トリム別の内外装を見比べる
そこで今回は、CX-60のコスパ最強グレードを探るべく、素のディーゼルに新たに設定された最安の「XD SP」と、中間グレードの「XD Lパッケージ」を比較。CX-60のコスパ最強たる素のディーゼル搭載モデルで“おトク”なのはどちらかをチェックしてみたいと思います。
まずは価格をRWD/4WD別に並べてみると…
<RWD>
XD SP|412万5000円
XD Lパッケージ|422万4000円(+9万9000円)
<4WD>
XD SP|435万500円
XD Lパッケージ|444万9500円(+9万9000円)
ほぼ10万円弱の差で、400万円オーバーの新車を購入するユーザーからするとそこまで大きな差とは言えない感じ。これは純粋に装備で決めて良さそうです。
(次のページは外装を中心に比較)
#CX-60 #マイチェン #XD SP #新グレード #コスパ #グレード比較
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