200万円台前半で買える奇跡の高性能コンパクト「スイフトスポーツ」はモデル末期の今も買いか?
掲載 carview! 文:山本 晋也 50
掲載 carview! 文:山本 晋也 50
そもそもスイフトスポーツの高評価は、誰もが気軽に操れる走りの楽しさと、スポーツモデルとしては例外的にコストパフォーマンスが高いことが理由です。
2017年に現行型へとフルモデルチェンジした時の価格は183万6000円(6速MT・消費税8%込み)というものでした。
これは2017年の7月に発表された「ホンダ シビックタイプR」(先代モデル・FK8型)が450万円を超えていたのに比べると半額以下であり、同じく当時のシビックハッチバックに用意された1.5Lターボ+6速MTのグレードが約280万円だったのと比較しても、圧倒的なコスパの良さを感じさせました。
軽量ボディのメリットもあり、小さめサーキットでタイムを計測するとスイフトスポーツはシビックタイプRに迫る速さを見せたのですからなおさらコスパは際立ちました。
当時は軽オープン2シーターで、660ccターボエンジンをミッドシップに積んだ「ホンダ S660」というマイクロスポーツカーもあり、こちらも6速MTを選ぶことができましたが、その当時価格は198万円~238万円。
たしかに専用ボディのミッドシップスポーツというのは価値でしたが、パフォーマンスを比べると絶対的なパワーに勝るスイフトスポーツが優勢なのは間違いなく、ここでもスイフトスポーツの良コスパを実感することになったのです。
そうした歴史を振り返りつつ、2024年9月時点におけるスイフトスポーツの立ち位置をあらためて確認してみましょう。
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