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XC60、ある意味ボルボ版スカイアクティブ?

かなりの熟成度、プレミアム感もなかなか

肝心の走りだが、加速は滑らかの一言。もっと350Nmの極太トルクを強調してくるかと思われたが、そこは直5や直6の代わり。8速ATも含め、上質感を強調している。だが、確かに一度アクセルを深く踏むと、2000kgレベルのそれなりのボディを過不足無く加速させる。

そしてバランサーシャフト付きのドライブ-Eユニットは確かに上まで回しても荒さを見せない。もちろん直6っぽいねっとりした回転フィールこそないものの、滑らかで静かで上質。完全に高級車のエンジンだ。

インパネ中央にあるECOプラススイッチをオンすると、ミッションのシフトポイントを変えたり、スロットル特性、アイドルストップであるスタート/ストップ機能を最適な方向にもっていき、燃費を最大5%向上させる。ちなみにアイドルストップは本当に再始動時の振動が少ない。

具体的に分かり易いのは高速でのエンジン切り離しの慣性走行モード、いわゆるコースティングモードの採用で、時速80km程度の高速走行時にアクセルを離すと、まるでエンジンブレーキがかからない。

それと気が付くのはXC60そのもののテイスト。なにしろ現行60シリーズのトップバッターであり、08年に発表。日本でも09年に登場し、あれから約5年も経っている。それだけに全体の熟成度はかなりで、ステアリングフィールは繊細さを増し、ボディ剛性はボルボ特有のダルさこそ残るがしっかり感は文句ナシ。

最近流行りのSUVの中でも上質感、プレミアム感はなかなかのモノだ。ちなみにメーター計測燃費は、東京から横浜を往復して10km/L台。イマドキのハイブリッドを考えると破格にいいとも言えないが、パワースペックとサイズを考えたら十分。そしてもちろんこのXC60も素晴らしいが、今後果たしてこの良さをコンパクトカーにも生かせるか? には要注目なのだ。

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