マークXの恐るべき戦略 日本の男のド真ん中!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
さらに侮れないのが走りだ。それまでマークIIと言えば、正直味薄めの国産車の代表的格とも言えたが、初代マークXから12代目ゼロクラウンやレクサスIS、GSと共通の新世代プラットフォームを採用。より剛性が高く、本格的な味わいが出せるようになっている。
今回乗ったのは売れ筋の「250G」で203馬力の直噴2.5リッターV6を搭載。それを6速AT+本格的FRレイアウトで味わえるわけだが、ステアリングフィールに最近流行りのBMW的なクイックさはないが、素直で自然。行きたい方向にストレスなく切れ込め、低速から高速まで安心してしっとりと走れる。
乗り心地も良く、露骨にボディ剛性の高さは感じさせないが、非常に芯がしっかりした印象。なにより静かだ。
一方、パッケージングだが、同じプラットフォームを使うレクサスISと比べると全長が約15cm長い分、リアシートが広い。身長176cmの私がフロントに座ったポジションのままリアに座ると、ヒザ回りにそれなりのスペースが出来る。頭上はそれほど広くないが、キャビンに開放感もある。日本で乗るには最適なサイズだ。
驚くべきは価格だ。実は今回のマークXは上級グレードの3リッターV6が3.5リッターになって、パワーが62ps増しの318psに上がったが、これは一部の尖ったユーザー向け。マークXはその9割が2.5リッター車というクルマで、こちらが重要なのだ。
これが面白く、現行と同じ直噴2.5リッターV6のまま、出力を12ps落とすと同時にハイオク仕様をレギュラー仕様にし、10・15モード燃費をリッター13kmに向上させた。結果、一部2.5リッター車はマークXとして初めてエコカー減税を受けられることになり、まさに『マークXエコ』なのだ。
しかも一番安い『250G Fパッケージ』が従来より約10万円安い238万円で、さらにVSCとシールドエアバッグが標準。実質、20万円安なわけで、こりゃ売れるわけですよ。
そもそも250万円以下で6気筒エンジンの高級FRサルーンが買えるのは、世界広しとはいえマークXだけなのだから。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
美しい! 速そう!! カッコいい!!! 幻の日産フラッグシップ「Q80インスピレーション」市販可能性
めっちゃカッコいいぞ!?? スズキ新型SUVをトヨタへ供給&日本導入ってマジか
軽快スポーツフルフェイス「Z-8」シリーズに新グラフィック「YAGYO」が追加!パーツ怪異イラストがかわいい!
【SHOEI】システムヘルメット「NEOTEC 3」に新グラフィックモデルの「ANTHEM(アンセム)」が設定された!
「青の位置が矢印の信号機」ってなんだ? 更新で消えゆく超激レアモデルだった! 【信号機マニア・丹羽拳士朗の偏愛日記 #1】
光岡自動車、シビックベースの「M55ゼロエディション」発売 イメージは1970年代 6速MTのみ 808万円
三重県の「北勢バイパス」、2024年度内に四日市の中心部まで開通! 通勤ラッシュの緩和にも期待。 【道路のニュース】
ヒョンデが独占!? 「2025カー・オブ・ザ・イヤー」、新型「サンタフェ」が「年間ベストカー賞」など複数受賞
BYDの勢いが止まらない! 新エネルギー車の生産台数が世界初の1000万台を突破
【ユーズドカーチェック】17枚の画像とともにBMW 3シリーズGT(F34)の中古モデルをわかりやすくレビュー!
ソロキャンプに嬉しい! 飯ごうにぴったり重なる調理用鉄板「Stacking iron plate」が発売
新生ジャガー「DESIGN VISION CONCEPT」のティーザー画像が公開
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!