【買うなら年次改良モデル】下馬評覆し人気のレクサス「LBX」。受注停止の訳は“バッテリー問題”の解消
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 12
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LBXが発売された当時、SNSなどでは「実質的にはトヨタ『ヤリスクロス』なのに、値段が倍以上するのはありえない」、「プレミアムブランドの超コンパクトSUVなんて誰が乗るの?」というネガティブなコメントも散見されました。
一方、販売台数という点ではLBXが好調な滑り出しを見せているのは前述のとおりです。この点について、前出のレクサス販売店関係者はどのように感じているのでしょうか?
「LBXがお客様にどのように受け入れられるのかは少々不安でしたが、ふたを開けてみればそうした心配は杞憂に過ぎませんでした。
まず、LBXの登場によって、販売店を訪れるお客様の層が変化しました。簡単に言えば、若い世代の方や女性の方が増えた印象です。
また、そうしたお客様の多くは予算の都合からLBXを選んでいるわけではなく、純粋にLBXに魅力を感じていただいているように感じます。具体的には、コンパクトでありながらレクサスらしい質感を備えていること、オプションが豊富であること、軽快な走りと高い燃費性能が両立されていることなどを評価していただいています。
『NX』や『UX』などと比較されるお客様はいらっしゃいますが、ヤリスクロスと比較されるお客様は皆無です。
そう考えると、LBXは『プレミアムブランドの超コンパクトSUV』という独自のポジションをしっかりと築くことができていると思います」
レクサス販売店関係者のコメントを見る限り、LBXが今後も安定した販売台数を記録する可能性は高そうです。
そんなLBXに対して落とし穴があるとすれば、それはやはりバッテリーに関する問題です。まもなく発表されると見られる年次改良モデルで、この問題が解消されるかどうかがLBXの今後を左右することは間違いありません。
(終わり)
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(写真:トヨタ、レクサス)
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