6シリーズ・グランクーペに海外先行試乗!
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office
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今回の試乗会に用意されたのは、最高出力235kW(320ps)/5800-6000rpm、最大トルク450Nm/1300-4500rpmの3.0リッター直6直噴ターボを搭載した640iグランクーペと、230kW(313ps)/4400rpmと630Nm/1500-2500rpmを発揮する3.0リッター直6ディーゼル・ツインターボを積む640dグランクーペの2台である。新開発の4.4リッターV8ツインターボを搭載した650iグランクーペと、その4WDバージョンである650i xDriveグランクーペは、秋に発売予定ということもあり、試乗は叶わなかった。
まずステアリングを握ったのは、ガソリンの640iグランクーペである。トランスミッションはパドルシフトを備えた8速スポーツATで、パワートレインは既存の640iクーペ/カブリオレと同一である。
4ドア化にあたり、車両重量は2ドア・クーペから70kg程増加しているが、運転中にクルマの重さを感じることはない。パフォーマンスに関して不満はないどころか、十分に力強いと言える。たとえ4人乗車の状態でも力不足を感じることはないはずだ。ドライビング・パフォーマンス・コントロールをパワートレインやアダプティブ・ドライブがスポーティなセットアップとなる“スポーツ”や“スポーツ+”にすれば、より積極的に走ることも可能である。
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