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アストン・ラピード試乗 スポーツカー足りえたか

4ドアだけどサルーンではない

ではアストンマーティン・ラピードとはどんなクルマか。他のアストン現行モデルと同じくアルミを主体としたVH構造シャシーのフロントミドシップに6リッターV12エンジンを収め、リアにトランスアクスル配置したZF製6段ATを介して後輪を駆動する。エンジンのチューンはDB9に搭載されているものと同じで、477ps/6000rpmのパワーと600Nm/5000rpmのトルクを発生する。となるとラピードのボディは、DB9のロングホイールベースバージョンと考えがちだが、実はすべて新設計されたものだという。

4枚のドアとテールゲートを備えるそのボディは、ホイールベース2989mm、全長5019×全幅1929×全高1360mmというゆったりとしたサイズで、例えばホイールベースはDB9より250mm長く、同様のボディ形式を持つポルシェ・パナメーラと比べても70mmほど長い。ゲイドンに本拠を置く新生アストンマーティンの2代目チーフデザイナー、マレック・ライヒマンが腕を振るったそのスタイリングは、4ドアでありながら断じてサルーン風ではなく、ボディ形態としては4ドア+テールゲートのクーペであり、クルマのカテゴリーとしてはアストンが意図したとおり、4ドアのスポーツカーに仕上がっているといえる。

同様にインテリアもあくまでスポーツカーとして仕立てられている。ダッシュボードやコンソールの造形は基本的にDB9を踏襲するもので、そのやや高めのダッシュに対し低く座るドライビングポジションもDB9と同様のスポーツカースタイルを採用。さらにリアシートも、トランスミッションが収まるセンタートンネルによって左右に隔てられた空間に一対のタイトなバケットシートが並ぶ、いかにもスポーツカーっぽい仕立てを持つ。

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