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ウラカン発売。次世代ランボのハイテク度を写真で

ランボルギーニ最大のヒット作の後継モデル

7月17日、ランボルギーニ・ジャパンは新型「ウラカンLP 610-4」を日本発売した。ウラカン(Huracan)は世界で合計1万4022台を販売し、ランボルギーニ最大のヒット作となった先代「ガヤルド」の後継モデルとなる、2シーター・2ドア・ミッドシップ・クーペ。価格は2750万円。

数々の最新テクノロジーを搭載

ガヤルドから10年が経過しているだけに、ウラカンは多くの点で先代の技術や構造を刷新している。まずボディでは、アルミ・スペース・フレームのガヤルドに対し、アルミとカーボンファイバー(CFRP)を組み合わせたハイブリッド・シャーシを採用。

直噴とポート噴射を使い分ける新機構「イニエツィオーネ・ディレッタ・ストラティフィカータ(IDS)」を採用した5.2L V10エンジンも新しい。610hp/560Nmを発生し、パワーウェイトレシオは2.33kg/hp、0-100km/h加速は3.2秒、最高速度は320km/hをマークする。

ギアボックスも新搭載の7速デュアルクラッチ「ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)」で、新油圧式マルチプレート・クラッチを搭載した4輪ドライブシステムを通して路面に駆動力を伝える。ANIMA(アダプティブ・ネットワーク・インテリジェント・マネジメントの略。イタリア語で魂の意味)と呼ばれるドライブモードセレクターによって、ストラーダ/スポルト/コルサと3種類のドライブモード選択ができる。

液晶タイプのインパネには地図画面モードも

インテリアでは、ハンドル奥のインパネが1440×540という高解像度の12.3インチTFTパネルになった。レブカウンターやマップを組み合わせ、3パターンの表示が可能。また、ウインカーやワイパーなどの操作系は3スポーク・ステアリングに集中配置され、ドライバーはハンドルに手を置いたまま基本的な運転操作が可能だという。

ウラカンLP 610-4 主要スペック

全長×全幅×全高=4459mm×1924mm×1165mm
ホイールベース=2620mm
乾燥車両重量=1422kg
駆動方式=4WD
エンジン=5.2L V型10気筒DOHC直噴ドライサンプ
最高出力=449kW(610hp)/8250rpm
最大トルク=560Nm/6500rpm
トランスミッション=7速DCT
0-100km/h加速=3.2秒
0-200km/h加速=9.9秒
パワーウェイトレシオ=2.33kg/hp
最高速度=325km/h
欧州複合サイクル燃費=12.5L/100km
標準タイヤ=ピレリ245/30R20(前)305/30R20(後)
価格=2750万円
発売日=2014年7月17日

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