ボルボXCシリーズの末弟、コンパクトSUV「XC40」初公開
掲載 更新 carview! 写真:ボルボ・カーズ
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ボルボは21日、イタリア・ミラノにて新型コンパクトSUVの「XC40」を初披露した。ボルボのSUVラインアップを拡充する新型車は、小型車用アーキテクチャー「CMA」を初採用。当初からSUVとして設計されたプレミアムコンパクトSUVだ。
ボルボは、ワゴンをSUV化した「クロスカントリー」シリーズとは別に、より本格的なSUVシリーズの開発を進めてきた。XC40の登場によりいよいよコンパクトサイズ(XC40)、ミディアムサイズ(XC60)、ラージサイズ(XC90)とサイズの異なる3兄弟のSUVシリーズが完成し、世界展開される。
XC40のベースとなる小型車用アーキテクチャー「CMA」は、親会社の吉利汽車と共同開発されたもので、XC40を皮切りに今後他の40シリーズへの展開も予定されている。
さて、ラインアップの中ではコンパクトシリーズに位置付けられるXC40だが、安全面やインフォテインメントシステムといった、いわゆる先端技術については60や90シリーズから技術がフィードバックされる。例えばパイロット アシスタントやシティセーフティ、360度カメラといったドライバーの負荷を低減し安全運転をサポートする運転支援装置は、XC40にも採用される。
インテリアは、ドアやシート下などのスペースを有効活用し、収納スペースの充実が図られる。いわゆるコンビニ袋フックや、ケータイの充電スペースも用意されるとのこと。
パワーユニットは、発売当初は4気筒のD4ディーゼル、T5ガソリンからスタートし、後からボルボ初となる3気筒エンジン車や、ハイブリッド仕様、EVの追加が予定されている。
なおXC40の生産はベルギーの工場にて11月に開始予定となっている。
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