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最需要期で市場拡大、新車攻勢中のホンダが復調へ

SUV:ラインアップ拡充で競争はさらに激化

SUV部門は全販売台数が4万9231台で、市場シェアは去年より2.5ポイント増の15.6%。これは過去6ヶ月で最高の水準だ。

首位は「ホンダ ヴェゼル」で、販売台数はSUV部門で1万0640台と唯一1万台をオーバー。2位には前月比44.8%増の7911台を販売した「日産 エクストレイル」が入った。なおエクストレイルは4月にハイブリッドモデルを追加しており、4月以降はさらに台数を伸ばしてくる可能性が高い。

昨年5月以降、2位以上を常にキープしていた「トヨタ ハリアー」は、エクストレイルの勢いにおされ、3位にランクダウン。エクストレイルとの台数差は209台と少ないが、ライバルにもハイブリッド車が設定されると、これまでどおり強さを発揮し続けるのは難しくなりそう。

4位には順位をひとつ上げてきた「マツダ CX-3」がランクインし、これに「スバル フォレスター」が続いた。伸び盛りのSUV市場は各社しのぎを削っており、トップ5に異なるブランドのクルマが入った。

さらにSUV市場は、4月に入ってスバルが「エクシーガ クロスオーバー7」を、ホンダはヴェゼルに4WDモデルの設定グレードを増やすなどラインアップを拡充する。今後競争はさらに激化しそうだ。

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