アウディA4大幅改良で高性能ディーゼルのS4 TDIも登場。ライバル猛追でブランド不振を挽回できるか?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
テスト車に搭載されているエンジンは2リッター4気筒ターボで最高出力245ps(180kW)、最大トルク370Nmを発生する。7速Sトロニックとの組み合わせで、1615kgの4ドアボディを100km/hまで5.8秒で加速、最高速度は250km/hでリミッターが働く。ミドルクラスの実用セダンとしては十分以上なパフォーマンスである。
走り出すと、直噴ターボは低回転から十分なトルクを発生、7速Sトロニックもいつものスムースさで、流れるような加速を開始する。シャーシは基本的に同一のはずだが、低速で走り出すとややハード、というよりも締まった感じを受けた。
しかし速度を上げてゆくと路面にぴったりと張り付いたクワトロフィールで峠道を抜けてゆく。走りの品質は一層磨きがかかったことが分かる。このA4にはスタンダード仕様とスポーツ仕様、さらにオプションで2種類の可変サスペンションが用意される。可変サスペンションはコンフォート仕様が車高を10mm下げつつ快適性を向上させ、スポーツ仕様では23mm下がってダイナミック性能を高めている。
ドライバーアシスト機能はアッパークラス並みに充実しており、「シティ」「ツアー」「パーキング」の各パッケージで様々な機能が選べる。
アウディA4のバリエーションには48Vのマイルドハイブリッドでパフォーマンスと環境の両立を目指した、255kW(347ps)、700Nmを発生する3リッターV6ディーゼルを搭載する「S4 TDI」もラインアップされる。8速Sトロニックとクワトロ(4WD)の組み合わせで0-100km/hが4.8秒、最高速度は250km/hで制限される。
現行型の第5世代A4は2015年の発売以来すでに34万5000台近い販売実績を上げているが、このビッグフェイスリフトでプレミアム御三家の一角として「BMW 3シリーズ」や「メルセデス・ベンツ Cクラス」に勝るとも劣らない躍進を見せるだろう。日本への上陸は早ければ年内と思われるが、価格はまだ発表されていない。
※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ヤマハ「XSR900」もマルボロ(っぽい)カラーに! ブラックも新色でXSR900 GPと同時発売
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年4月20日時点
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
ホンダの“原付二種”スポーツネイキッド「CB125R」に2024年モデル登場! 新設計メーターは視認性抜群!! 新色のブルーがさわやかです
「マジでカッコいい!」トヨタの大型SUV「新型フォーランナー」に高評価の声! 超タフな「次期型ハイラックスサーフ」のデザインに寄せられた反響とは
サーキットはもちろん、日常のアシとしても魅力的! 「ヒョンデ・IONIC 5 N」試乗インプレッション
スズキ「バーグマンストリート125EX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
どうせ乗るなら、悪路に強くてカッコいい車がいい! アウトドアカーの代名詞的な三菱 デリカD:5がベースのキャンパー
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
なんで今でもこんなカッコいいの……サンルーフの開き方なんて痺れるぜ!! やっぱ2代目ハリアーこそ至高!! 内装のデキ伊達じゃなかったのよ!
コンパクトなのに積載性ハンパなし!? [新型WR-V]はキャンプにもピッタリ! ホンダが提供する新たなライフスタイルとは?
2024年3月 中古車相場 値上り・値下りランキング ランクル70、高値傾向に
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも