インプWRX、4ドア試乗 MCで走りが大きく変化
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:篠原 晃一
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さて、今回の進化にあたってはフェイスリフトと4ドアの投入、なおかつサスペンションを鍛え直すことに重点が置かれた。エンジンやパワートレインには手が加えられなかったが、アクセルを踏み込んだときには2リッター水平対向4気筒ターボエンジンと6速MTの組み合わせは相変わらず刺激的な加速を楽しませてくれる。2000回転台の後半からトルクが一直線に立ち上がり、5000回転からはパワーゾーンに突入。最高出力の308psを発揮する6400回転を超えてもパワーの頭打ち感はなく、7000回転までは加速の勢いは増し続ける。それどころか、3速までならレッドゾーンが始まる8000回転まで鋭い吹き上がりを示す。
しかも、SIドライブをS♯モードにすると中高回転域でのアクセル操作に対する応答性が大幅に向上。コーナーの立ち上がりでは、逆に慎重なアクセル操作が要求されるほどだ。Sモードでも小気味よい応答性が得られるだけに、身構えずに走れるようになった最新モデルの特徴を生かすにはオススメだ。特に、100km/hプラスまで伸びる2速を使って高回転域までブン回すよりも、あえて3速にシフトアップして中回転域を維持することで路面にシュタッと吸い付くような走りを楽しむ精神的な余裕も確保できるというものだ。
Iモードでは、アクセル操作に対する応答性が穏やかになる。そのため、大垂水峠を駆けぬけて帰路の市街地や高速道路で周囲の流れに合わせる場面では、エンジンの性能を持て余す感じがなくなるので好都合だ。
エンジンに変更はないものの、4ドアは5ドアよりもリア回りの遮音性を高めることができるのでコモリ音などの浸入とは無縁でいられる。ロードノイズも低めに抑えられ、静粛性そのものが向上し走りの質感が高くなった実感が強い。この仕上がりなら、ファミリーカーとしてWRX STIを選ぶというのも無謀な判断にはならなそうだ。
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