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サプライヤーも熱い! クルマの未来が見えてきた…CESレポート【後編】

サプライヤーも熱い! クルマの未来が見えてきた…CESレポート【後編】

写真は、ヴァレオの自動運転システム搭載車

部品サプライヤーも、続々とCESに

■中編から続く

CESではこの3年ほどで、部品サプライヤーの出展が急速に増えた。フランスの部品サプライヤーではあるが、ドイツ車の自動駐車システムで高いシェアを誇る「ヴァレオ」は、CESではデモンストレーションを実施するなど、元気のいいところを見せている。

5億個の超音波センサー、1700万個のカメラ、700万個のレーザーレーダーをすでに大量生産していることに加えて、レーザースキャナの量産にもこぎつけた。自動運転に必要なすべてのセンサーはすべて社内で生産できる上に、自動駐車や自動運転を統合制御して提供することもできる。フランス国内を4日間で4000kmを走るデモ走行を行うなど、実証にも力を入れている。また、ヴェンチャー・キャピタルとのコラボも進めているという。

筆者はちょうど一年前のCESで、自動運転のデモカーに同乗し、さらに半年後の去年秋にドイツ・ビーディッヒハイムにある自動運転の開発拠点を取材したが、その都度、自動運転車の完成度が高まっていることを体感している。特に、急なカットインなどへの対応が進んでおり、アルゴリズムの開発能力の高さは特筆すべきだ。

もう一つの見どころは、自動運転の時代に備えた次世代のインターフェイスだ。安全にスマホの機能を使えるだけではなく、運転者と自動車の“信頼関係”を構築する仕組みを盛り込んでいる。実際に体験してみたところ、自動運転時に「車両側が、外部をどう見ているか?」が運転者にわかるような表示だ。

研究開発部門を率いるジャン=フランソワ・タラビア氏は、「法律の整備と市場側の受容性が整うまで数年を要する」というが、裏を返せば、数年である程度の実用化の目処が立つと予想しているようだ。

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