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【ほぼ完成】新型「レンジローバー EV」はライバル勢を上回る完成度で高級フルサイズSUVの新たな扉を開きそう

【ほぼ完成】新型「レンジローバー EV」はライバル勢を上回る完成度で高級フルサイズSUVの新たな扉を開きそう

レンジローバーEV プロトタイプ ウインターテスト「写真:Kimura Office」

予想価格3400万円。高級電動SUVの主役の登場

プロトタイプに話を戻すと、ICEとの共通プラットフォームの象徴である足元のトランスミッション・トンネルにはパワーエレクトロニクスや制御モジュールが効率良く収納されている。またエレクトリック・アーキテクチャーは最新の800Vで最大350kWの充電能力を持ち、充電時間の短縮を図っている。

搭載されるバッテリーの容量は117kWh(ネット)でセル・トゥ・パック設計によってモジュールボックスを廃止、スペースと重量を低減している。

注目される航続距離はおよそ480~528kmだが、インテリジェントなサーモアシストシステムで外気温の影響をミニマムに抑えており、環境に影響されない安定した数字だという。

走行系のスペックは前後のアクスルにフランジされている2基の電気モーターのシステム出力は550馬力と850Nmを発生、0-60マイルまでV8エンジン搭載モデルと同等の4.5秒を上回る加速性能を発揮する。

開発担当によれば普通のオーナーが日常ドライブしているように21インチのオールシーズンタイヤを履いたプロトタイプは2チャンバーのエアサスペンションによって快適な雪上ドライブを可能にしている。一方、電子制御のインテグレーテッドトラクションマネージメントはICEモデルの100倍の速度でトルク制御を行い、「エフォートレスプログレッション(優雅で楽々とした前進)を目指す」とのことだ。

一日の同乗試乗で感じたことは、レンジローバーEVはラグジュアリーSUVの系譜に忠実でありながら新しい扉を開けるにふさわしいモデルになるだろうという感触であった。

メルセデス・ベンツ、BMW、アウディなどのドイツ勢に加えて、キャデラックやルーシッドといったアメリカ勢によるフルサイズ電動SUV競争が激化している中で、JRLの電動フラッグシップ、レンジローバーEVは2026年モデルとしてショールームに現れるはずである。予想価格は17万ポンド(約3400万円)と言われている。

(終わり)

(写真:キムラオフィス、ランドローバー、メルセデスベンツ)

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