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ゴルフVII発表 デザイン論と4つのキーワード

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■ニュー・ゴルフ・デザイン論 [2/3]

さて、自由取材が始まった。チーフデザイナーのクラウス・ビショフを発見してニュー・ゴルフ・デザイン論を聞く。彼はプロポーションの変化を語った「MQBの採用で前輪が4cm前方へ移動し、これまでのキャブ・フロント・フォワードからバック・フォワードになった。つまりボンネットが長くなって、ワンランク上のプロポーションを持っています。」

また「この7世代目からエンジン・ボンネットがフェンダーの峰よりも高くなっている。これは歩行者保護には非常に効果的です。」また新しく採用された三角窓は「空力を改善するためにフロントウインドーの傾斜を5度寝かせました。そしてルーフを28mm低くした結果、前面投影面積は0.03平方メートル減少してCd値は0.27となったけれども、Aピラーが寝てしまって、根元に鋭角で長い三角の空間が出来てしまう、そこでミラーをドアの上縁に設置、さらにそこに三角窓を作って、視界の確保、そして室内への光の進入を促すようにした。同時に空力の改善と風切り音の減少にも繋がったというわけです。」と語った。

またゴルフVIIの社内デザイン・コンペでは数台の最終選考モデルで、もっとも革新的なデザインだったとも語っている。確かにゴルフVIIのデザインは変わった、それもこれまでのミドルクラス・ポジションから4分の3歩くらい前進、いや上方へ移行した感じだ。


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