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フェラーリ458スパイダー、イタリアで速攻試乗

スパイダーに相応しい味付け

成田を発った日の夜に試乗会会場のホテルに着いたのはいつものとおりだったが、翌日は昼間のスケジュールが夕方のプレゼンテーションまでぽっかり空いていた。フェラーリの国際試乗会に参加したのは今回が初めてだったが、ドイツのメーカーの試乗会よりゆったりしたスケジューリングが妙に新鮮に感じられた。

現地に着いて2日目の朝、試乗会の基地であるイタリア北東部、レッジォ・エミリアのホテルの前でコクピットに収まったのは、赤いボディにタンのレザー内装を持つ典型的フェラーリカラーの458スパイダーだった。その低いシートに腰を落としてスターターボタンを押すと、背中のすぐ後ろでV8が弾けるように雄叫びを上げた。右のパドルを叩いてギアを1速に送り、スロットルを軽く踏み込むと、スパイダーはゆっくりと路上に出た。

最初に感激したのは、乗り心地が素晴らしく快適なことだった。ボディがクーペほど強固でないのはすぐに実感できて、ちょっと落胆するが、走ってみるとそれが実害をともなっていないことが分かる。458イタリアは9月生産分以降サスペンションのマップが変更され、限界時のハンドリングを重視したより硬めのセッティングが与えられたというが、スパイダーの脚は従来のクーペと同じ仕様が踏襲されている。その比較的ソフトなサスペンションと、捩じり剛性が35%低下した一方でより柔軟にショックを吸収するようになったボディとのコンビネーションが、スパイダーに絶妙な乗り心地を与えているのである。

フェラーリの分析によれば、スパイダーのユーザーにはベルリネッタと違って走り屋志向のドライバーは少なく、サーキット走行にもほとんど興味を持っていないという。その一方で、クーペのドライバーよりもクルマに乗る時間が長く、しかもその多くの時間をオープンで走る傾向が強いという。その分析が正しいとするなら、458スパイダーの脚はまさにそういったドライバー向きに仕立てられているといえる。

実際、後方で心地好く奏でられるV8のサウンドを耳にしながら、トップを開いた458スパイダーで初秋のイタリアのカントリーロードを流す気分は、最高のものだった。

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