マニアも注目した“素”の新型シビック。圧倒的なシャシー性能とさらに望みたいこと
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一 1
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今回のシビックではプラットフォームをゼロから完全新開発して、しかもハッチバック、セダン、タイプR、(そして海外向けのクーペ)を同時並行で開発したことも自慢だという。
これ以前の2世代ほどのシビックは、北米やアジアが中心のセダン/クーペと、欧州メインのハッチバックはプラットフォームから別物の設計になってしまっていた。そのうえで、タイプRは欧州向けのニッチ商品として、欧州シビックをベースに後追い開発するのが通例となっていた。
しかし、今回の新型シビックはタイプRも含めてすべて同時開発。よって、タイプRだけを後づけで強化するのが非効率すぎるとベース設計にタイプR設計を入れ込んでいる部分もあり、標準のハッチバックやセダンにはある意味で贅沢な設計になっている。
シビックのシャシー性能は、なるほどちょっと驚きの高性能である。ボディはビクともせず、いかなる場面でも4輪がベッタリと張りついている感がすごい。ステアリングはかなり強力でクイックな設定なのだが、それを乱暴に振り回しても、リアが追従しきれずに破綻するようなケースはまずない。
タイヤのサイズや銘柄からも分かるように、明確なスポーツ仕立てのハッチバックに対して、セダンはより控えめな性格づけとなっている。高速ではハッチバックより明らかに滑るようなフラットライドが印象的。ただ、そんなセダンでも他社平均からすれば、もはやスポーツセダンといってもいいほどの俊敏な仕立てである。
日本仕様の標準シビックに搭載されるエンジンは1.5リッターVTECターボの1本立て。182ps/220Nmという出力は欧州にいくつかある同等エンジンと比較してもハイチューン。コーナーで不用意に踏み込むと、前輪が瞬間的にかきむしるような素振りを見せるほどのトルクだ。また、車重もこのボディサイズにしては印象的なほど軽く、新しいシビックはシャシーだけでなく、動力性能でも欧州なら“GTI”と名乗っても不思議ではないほどのスポーツモデルである。
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