たとえば中年おやじがミラ トコットに乗るとどう感じるのか?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:小林 俊樹 6
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で、結論としてダイハツ ミラ トコットは「新時代の国民車」足り得るのだろうか?
……「足り得る!」と、筆者は思う。
ただしそれは「条件付き」だ。
ミラ トコットは安価かつ経済的で、それでいてデザインや内装の具合などはなかなかいい感じであり、燃費もよろしい。そして走りも、詳述したとおり「なかなかやりよる」というニュアンスだ。
しかしその「なかなかやりよる」というのは、あくまでも軽自動車としての範囲内で見た場合の話だ。登録車(軽自動車じゃない普通の乗用車)と比べれば静粛性やパワーなどの点でどうしたって限界があるのは当然で、そこを指摘するのはナンセンスでもある。
それゆえ、長距離高速走行もしばしば行う筆者個人の生活スタイルからのみ言うのであれば、ダイハツ ミラ トコットは「新時代の国民車」ではない。
だがミラ トコットは「近距離スペシャル」としてはけっこうステキな一台であることは間違いなく、それを車に求めている人にとっては「新時代の国民車候補のひとつ」となるだろう。
・経済性:★★★★☆(安い!)
・気持ちよく走れる度(市街地):★★★☆☆(まあまあしっかりしてる)
・気持ちよく走れる度(高速道):★★☆☆☆(飛ばさない分には十分)
・燃費:★★★★☆(十分でしょう)
・積載性:★★☆☆☆(小さな車なのでさすがに限界あり)
・おしゃれ度(外観):★★★★☆(MUJIっぽくてステキ)
・おしゃれ度(内装):★★★☆☆(まあまあいい感じ)
・総合国民車度:★★★☆☆
【関連試乗レポート】
ミラ トコットはありそうで無かった軽自動車。ベースモデルがオススメ
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