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スーパースポーツまでもがダウンサイズターボを採用する理由とは

スーパースポーツまでもがダウンサイズターボを採用する理由とは

新型レクサス LS(写真:トヨタ自動車)

今や絶滅危惧種の自然吸気に救世主は現れるか?

2017年米国デトロイトショーでワールドプレミアされる新型「レクサス LS」には、従来の自然吸気V8に代わってV6ターボが搭載される。また、「フェラーリ F12」や「GTC4ルッソ」にもV12に代わってV8ターボが搭載されるそうだ。こうしてスーパーカーや高級車の世界もダウンサイジングターボ化が進んでいる。

こうなると、この流れに逆行する反逆児が出て来ないかと期待したくなる。大排気量自然吸気エンジンは胸のすくようなエンジン音と高回転の伸び感が気持ち良い。LSよりも先に登場した「レクサス LC」には5.0リッターV8自然吸気が備わっているし、「アウディR8 V10」は8500rpmまで回る自然吸気だ。ポルシェの場合はほとんどがターボ化されたが、「GT3」と「GT3 RS」は自然吸気として生き残っている。

今年でクルマとの付き合いは45年目となるが、死ぬまでに自然吸気のV12気筒エンジンに乗って(所有して)みたいと思うのは私だけだろうか? 新型NSXに3.0リッターV12で1万回転まで回るエンジンが搭載されるのを夢見ていたのが懐かしい。絶滅危惧種になりつつある大排気量自然吸気エンジンに救世主は現れるだろうか?

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