新型BMW 5シリーズ ディーゼルに試乗。各所にEクラスを上回る一面も
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一
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今回の試乗車は、日本でも主力になるであろう2.0リッター4気筒ディーゼルを積む523dの豪華版ラグジュアリーだった。今や輸入車ではダントツのディーゼルブランドであるBMWジャパンによると、先代でも523dが5シリーズ全体の約4割を占めていたのだという。523dの価格は先代同様に523iのわずか23万円高(ラグジュアリー、Mスポーツ)。エコカー減税と燃料代でアッという間にモトが取れる程度の価格差で、さらに動力性能は明らかに523dのほうが上回る。ディーゼルが売れるのも当然だ。
本国資料によると先代比で最大100kg軽くした……のも新型5シリーズの売りで、日本仕様の新旧523d同士だと車両重量で60kgほど軽い。ただ、“2WDの4気筒ガソリン車”という条件で比較すると、EクラスやA6も含めて全車が1.7t弱。5シリーズだけが特別に軽いわけではない。
それよりも、今回の5シリーズで驚きなのはディーゼルエンジンの軽さだ。新型523dは4気筒ガソリンの530iより10kgしか重くなく、メルセデスE220dと比較するとなんと100kgも軽くなる。エンジンの軽さは前後重量配分にも如実に現われていて、フロントエンジンのディーゼル車なのに、523dのそれは車検証軸重で49:51というリア優勢の配分となっているのは、なかなかにスゴい。
このディーゼルエンジンは軽量かつ高出力の新世代ユニットで、自慢の軽量ボディとの組み合わせで、先代523dに乗った経験があれば、明らかに鋭くなった加速力は、すぐに気づくレベルにある。それでいてJC08モードのカタログ燃費はなんと21.5km/L。現時点の日本で正規販売されるBMW車でこれより低燃費なのは118dだけ……というから、これまた素直にスゴい。
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