コペンの納期の最新情報を紹介。いち早く乗りはじめるための方法も解説【購入ガイド】
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コペンはダイハツが販売する軽スポーツカーです。スポーツカーの走る楽しさと、オープンカーならではの開放的な走りが楽しめる人気車種となっています。コペンの納期は現在、どれほどかかるのでしょうか。
この記事では、コペンの新車納期や少しでも早く手に入れるための方法を紹介します。コペンの最新情報を入手したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
納期は「契約から手元に届く納車までを意味するもの」と解釈されることが一般的です。しかし、中には「契約から工場出荷まで」の期間を表している場合があります。その場合、手元に納車されるまでには、さらに時間が必要なため注意しましょう。まずは、現在のコペンの納期目安を紹介します。
コペンの納期は2023年1月時点で、GR SPORT仕様が3か月~4か月程度で工場出荷との公式発表がされています。それ以外のグレードが、4月~5月にかけてといった情報があります。しかし、この納期は一部販売店の納入スケジュールであるため一律ではありません。
グレードやボディカラー、オプション装備内容によっても納期に差が生じる場合があります。より正確な納期を知りたい場合には、最寄りの販売店に問い合わると確実です。
2002年のデビューから20周年を記念し、コペンの特別仕様車が1,000台限定で販売されました。発表からわずか4日で受注が終了しています。
特別仕様車には、初代コペンを思わせるデザインが用いられました。印象的な丸いヘッドライトデザインが使われている他、ダイハツマークのエンブレム、車名ロゴが復活しています。
アイボリーカラーのインテリア、コペンロゴが入ったスポーツシートなど、特別仕様車限定の特別装備が魅力です。わずか4日で受注終了したほどの人気の高さから、貴重な車であることが分かります。
通常よりも長い納期に、購入をためらってしまう方もいるかもしれません。少しでも早くコペンに乗りたい方は、納期を短縮する方法を試しましょう。ここからは納期を縮める3つの方法を紹介します。
新車購入時に希望するメーカーオプションやディーラーオプションが多いほど、納期が長引きます。特にメーカーオプションは納車後の注文ができないため、欲しいオプションを全て注文してしまう方もいるでしょう。
納期を早めるにはオプションの数を極力少なくして、カスタマイズは社外品で対応するのもひとつの方法です。メーカーオプションにあるようなカーナビやエアロパーツは、社外品でも販売されているため、本当に純正オプションでなければならないのか検討してみましょう。
あらかじめ人気が出ると予想されているグレードやボディカラーがある場合、販売店側でメーカーに生産予約をしているケースもあります。納期が早いグレードはどれか、販売店に確認しましょう。
コペンの人気が高いボディカラーは、パールホワイトIII(メーカーオプション)、ブリティッシュグリーンマイカ(Cero専用色)、マタドールレッドパール(メーカーオプション)です。
販売店から伝えられる納期はあくまでも目安です。部品供給が滞ってしまったり、生産ラインに不具合が起こったりすれば、さらに納期が延びることもあるでしょう。
予定されていた納期よりもさらに時間がかかることを知り、注文をキャンセルする方もいます。一度メーカーへ発注された車がキャンセルされた場合、キャンセル車としてメーカーやディーラーが在庫しなくてはなりません。
キャンセル車があれば、通常より早く納車されます。販売店のスタッフにキャンセル車がないか確認しましょう。
長い納期でもキャンセルすることなく、何か月も納車まで待ち続ける方は多くいます。長い納期でも待ち続けたくなるコペンには、どのような魅力があるのでしょうか。ファンを魅了するコペンの特徴を紹介します。
初代コペンは1999年に発表、2002年に市販化されました。現行モデルとなる2代目は、2014年より販売されています。「車の楽しさを感じてもらえる」といった思いで開発されました。
人や荷物を運ぶ手段としてではなく、オープンカーで開放的なドライブを楽しんだり、スポーティな走りを味わえたりする車です。
同じ軽スポーツカーであるホンダ S660は生産が終了しました。軽スポーツカーはより貴重な車となっています。
車を操る楽しさをより感じてもらいたい、このような思いから開発されたのがコペンのGR SPORT仕様です。トヨタのスポーツブランド「GAZOO Racing」とダイハツの協力で誕生しました。
トヨタでは、コペンGR SPORTのみOEM供給を受け販売しています。新車価格は238万2,200円~243万7,200円です。(2023年1月時点の情報です)
コペンは「ドレスフォーメーション」と呼ばれる、ボディパネルの着せ替えができます。グレードのRobe(ローヴ)、Cero(セロ)の間で、アウターパネルを着せ替えられるという新しい楽しみ方です。
見た目の異なる2台ですが、アウターパネルを樹脂化することで着せ替えが可能となりました。対応するすべてのパネル・フロントのみ・リアのみの交換ができるため、気分に応じて自分好みのコペンに変えられます。
ここからは、GR SPORT仕様以外のグレードについて紹介します。コペンには大きく分けて全4グレードがありますが、安全装備や快適装備に差はありません。グレードによる違いを感じられるのは、エクステリアデザインです。グレードごとの特徴を解説します。
GR SPORT仕様以外には、外観の異なる「Robe・XPLAY・Cero」3つのグレードがラインナップしています。
Robeはフロント側面からリアにかけて弧を描いた「ダブルスウィープシルエット」が特徴です。高速走行時でもダウンフォースを得られるよう、車体後端にはダックテール形状が採用されました。
XPLAYはRobeよりも多角形なパーツを採用するなど、アピール力の強いデザインです。
Ceroは先代のコペンを思わせるような、親しみやすい楕円形のヘッドランプが採用されています。下記はそれぞれの新車価格です。
グレード | 価格 |
---|---|
Robe | 188万8,700円~212万5,200円 |
XPLAY | 同上 |
Cero | 194万3,700円~218万200円 |
(2022年7月15日時点の情報です)
コペンのエンジンスペックは以下のとおりです。
種類 | 直列3気筒ターボ付きエンジン |
---|---|
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW(64PS)/6,400rpm |
最高トルク | 92N・m(9.4kgf・m)/3,200rpm |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
内径×行程 | 63.0mm×70.4mm |
圧縮比 | 9.5 |
エンジンにはDVVTと呼ばれる連続可変バルブタイミング機構が備わっています。運転状況に応じてバルブタイミングを変化させ、幅広い速度域でエンジン性能を最大限発揮させるためのエンジン機構です。
下記はコペンの燃費性能の表です。コペンはどのグレードも同じエンジンを使用しているため、トランスミッションによって燃費性能に差が出ています。
CVT | 5速マニュアルトランスミッション | |
---|---|---|
燃料消費率(WLTC・km/L) | 19.2 | 18.6 |
市街地モード(WLTC-L・km/L) | 15.4 | 14.3 |
郊外モード(WLTC-M・km/L) | 20.4 | 19.9 |
高速道路モード(WLTC-H・km/L) | 20.6 | 20.3 |
コペンの楽しい走りを支えているのは、充実した安全性能です。誰が運転しても安心できる装備が備わっています。下記はコペンに備わっている安全性能です。
販売店から伝えられる新車の納期は、ある程度余裕を持って長めに伝えられることがあります。注文後になって予定納期がさらに延びてしまうこともあります。突然、1か月も延びてしまったら、困ってしまう方もいるでしょう。
ここでは、コペンの納期が延長されることが分かった場合の対処方法を紹介します。
予定されていた納期よりも、長引くと分かった場合には注文をキャンセルできる場合があります。車検切れのタイミングで乗り換えるつもりであった方などは、キャンセルできなければ困ってしまうでしょう。
もしも納期が延びてしまうことになった場合、都合が付かないのであればキャンセル手続きを行い、別の購入方法を検討することをおすすめします。
少しでも早い納期でコペンに乗りたいのであれば、中古車も検討しましょう。中古車は、新車に比べ購入してからの納期が早いためです。中古車市場の情報は日々変化しています。毎日チェックすることで、希望に近いコペンが見つかるかもしれません。
コペンの中古車は、75万8,000円~399万9,000円で流通しています。GR SPORT仕様のコペンは、196万9,000円~269万円が相場です。(2023年1月時点の情報です)
中古車の中には「届出済未使用車」が含まれている場合もあります。届出済未使用車とは、届出が済んでおりナンバーも付与されている軽自動車のことです。
新車と比べて購入時の重量税が不要なので、購入費用が抑えられます。ただし、新車用の補助金制度や減税制度の対象からは外れてしまうため、注意が必要です。
また、購入時期によっては初回車検までの期間が短くなります。好きなメーカーオプションやボディカラーが選べない点もデメリットです。
ただ、届出済未使用車が見つかれば、新車よりも早く納車されます。中古車を探す際には、届出済未使用車がないかもチェックしましょう。
軽量スポーツカーはコペンだけではありません。長い納期を待てない方は、他の車種も選択肢に入れましょう。コペンとは違った魅力を感じられる軽量スポーツカーを紹介します。
S660は、ホンダが2022年3月までラインナップしていた軽自動車です。エンジンはシート後方に搭載されています。ミッドシップの高い旋回性能も魅力のひとつです。新車販売は終了しましたが、中古車市場では流通しています。下記はS660販売当時のスペック表です。
燃料消費率(WLTC・km/L) | 20.0~20.6 |
---|---|
新車価格 | 203万1,700円~315万400円 |
中古車価格 | 115万7,000円~560万円 |
(2023年1月時点の情報です)
速さに特化したスポーツカーは世界中にあります。「人馬一体」の走りを目指して開発されたロードスターは、速さよりも意のままに操る楽しさが魅力的な車です。新開発されたサスペンションにより、直進走行から高速旋回まで安定姿勢をサポートします。
下記はロードスターのスペック表です。コペンとの大きな違いは、普通自動車となることです。
燃料消費率(WLTC・km/L) | 16.8~17.2 |
---|---|
新車価格 | 269万9,500円~342万2,100円 |
中古車価格 | 118万9,000円~528万円 |
(2023年1月時点の情報です)
アルトワークスはスズキの名車「アルト」をベースに、デザイン・エンジン・足回りをスポーティに設計したモデルです。新型アルトをベースにワークスモデルが開発されるのが基本的な流れですが、2021年12月発売の9代目をベースとした6代目モデルは執筆時点で発売されていません。
下記は最終モデル販売当時のスペック表です。
燃料消費率(JC08・km/L) | 22.0~23.6 |
---|---|
新車価格 | 153万円~168万円 |
中古車価格 | 9万9,000円~248万円 |
(2023年1月時点の情報です)
2023年1月時点で、コペンのGR SPORT仕様の納期は3か月~4か月程度と発表されています。他のグレードに関しては、一部の販売店で4か月程度と発表されてはいますが、メーカーからの発表ではありません。
確かな納期を知りたい場合には、最寄りのディーラーに問い合わせましょう。想像以上に長い納期がかかるかもしれません。その場合には、コペンと同じく人気の高い軽量スポーツカーを探したり、中古車を検討したりするなど選択肢を広げましょう。
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