【日本初披露】フェラーリ新型「アマルフィ」上陸。2＋2クーペ×V8エンジン搭載の「ローマ」後継グランドツアラー

フェラーリ アマルフィ 日本発表イベント

走行性能と電子制御を全面刷新

パワートレインには、フェラーリ伝統のF154系をベースとする3855ccツインターボV8エンジンを採用。最高出力は640ps／7500rpm、最大トルクは760Nm／3000～5750rpmを発揮し、トランスミッションには8速デュアルクラッチ式F1 DCTを組み合わせる。

0-100km/h加速は3.3秒、0-200km/h加速は9.0秒、最高速度は320km/h。乾燥重量は1470kgで、乾燥パワーウェイトレシオは2.29kg/psとされている。

制御系では「ABS Evo」「E-Diff3」「SSC 6.1」「F1-TCS」などが統合され、ブレーキ・バイ・ワイヤやマグネライド・ダンパーとの連携により、走行安定性と応答性の向上が図られている。

アクティブ・エアロとして、リアスポイラーおよびフロントの空力デバイスが速度に応じて自動展開／格納される。リアには可動式ディフューザーと20mmのノルダーも装備され、空力バランスの調整に寄与する。

快適装備として、ブルメスター製オーディオやマッサージ機能付きシート（10パターン設定）などをオプション設定。ADAS（先進運転支援システム）としては、アダプティブ・クルーズコントロール、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターなどが標準装備となる。