エクリプス クロスを一足早く欧州で試乗。起死回生のモデルになるか
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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インテリアは、奇をてらわない左右対称のデザインだが、カラーのヘッドアップディスプレイも備わり、スポーティさと上質感が上手くバランスしている。つや消しシルバーのパネルをT字型に配し、上部にメーターやディスプレイなどの目視するものを、下部にエアコン操作部や大きなタッチパッドコントローラーといった、操作系をまとめて優れた使い勝手を実現。タッチパッドコントローラーは、文字入力のほかにもスマートフォン連携ディスプレイオーディオの操作なども出来る。またカーナビは基本的に備わらず、Apple CarPlayやAndroid Autoを介して、スマートフォンのナビ機能を使う仕様となっているのは、今時のユーザーには喜ばれそうである。
キャビンは、ホイールベースが長く取られていることもあり、十分なスペースが確保されている。特にリアシートは、60:40で分割可倒するうえ、前後200mmのスライド機能と16~32度の間で9段階にリクライニングする機能も備え、多彩な使い勝手に対応する。ラゲッジは通常時で378~485L、最大で1159Lの容量を確保し、実用性も十分以上だ。
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