新型カマロが初公開。史上初の“カマロターボ”が日本デビューへ
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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12月1日、第6世代となる新型シボレー・カマロが日本初公開された。一新された内外装はもちろんだが、伝統の大排気量V8エンジンに加え、カマロ初の直噴ターボを採用したことでも注目される。エントリーモデルの価格は、500万円を切る程度で調整中とのこと。日本では来年早々にも受注が始まり、納車は秋ごろになる予定だ。
先代(第5世代)と同じく、新型カマロにはクーペ/コンバーチブルの2タイプが用意される。車台はGMのFR用“アルファ”プラットフォームを流用しつつ、コンポーネントの約70%をカマロ専用に開発し、先代から約90kgの軽量化と28%高剛性化を実現しているという。
ボディサイズは全長4784mm×全幅1897mm×全高1348mm/1340mm(クーペ/コンバーチブル)で、先代よりも全てにおいてコンパクトになっている。デザインは先代のイメージを踏襲しつつ、より贅肉を削ぎ落としてアスレティックかつグラマラスにまとめ上げている。
タイトで包まれ感があるコックピットの仕立ては、先代よりも明らかにドライバーオリエンテッドだ。パドルシフトや電動パーキングブレーキが備わるほか、これまでシフトレバー前方に設置されていた油圧計などの計器類は、メーター中央の8インチ液晶モニター表示に集約される。
日本導入グレードのエンジンは、改良型の6.2L V8直噴(最高出力453ps/最大トルク617Nm)と、新開発の2.0L 直4直噴ターボ(同275ps/同400Nm)の2種類となる模様。トランスミッションは前者に6速MTと8速AT、後者に8速ATが組み合わされる。2.0Lターボ車の8.0L/100km(約12.5km/L)という欧州複合モード燃費は、当然ながらカマロ史上最良の数値となる。
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