最新スーパーカーのキーワードは“加速性能と自動運転性能”になっていた?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
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新型EクラスにはAMGモデルでも、高度な運転支援システム「ドライブパイロット」が備わる。例えば、ウインカー操作だけで自動的に車線変更できるのだ。
同種の機能はテスラの「オートパイロット」も持っている。世界で自動車線変更が可能なのはこの2つのモデルだけだ。とはいえ、高速道路では自動運転車のように振る舞うが、まだドライバーに安全運転の責任が課せられているという点では「レベル3(加速、操舵、制動のすべてをシステムが行い、システムが要請したときのみドライバーが対応する状態)」の自動運転ではない。現状のシステムを過信すると事故に繋がってしまうのだ。
いずれにしても、両者に共通している価値はトップレベルのパフォーマンスと自動運転(運転支援)の組み合わせだ。これにはEV(モーター駆動)と自動運転や運転支援の相性が良いことも関係しているかもしれない。モーターはエンジンよりもレスポンスが良いので前のクルマに追従がしやすく、ブレーキもアクセルを戻しただけで回生ブレーキが利くので車間距離を維持しやすい。実に奇妙な感じだが、この2つのパフォーマンスの組み合わせが、次世代のクルマのトレンドセッターとなりそうだ。
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