危険運転根絶のため一流俳優出演のリアルな交通事故ドラマを全ドライバーに見せたらどうか!?

写真：ertyo5

超名優の佐藤浩市が加害ドライバーの後悔を見事に表現…

制作陣は、映像業界に詳しくないのでよくわからないのだが、とにかく日本の超一流チームを招聘したい。なんならハリウッドから呼んでもいい。そして俳優陣は以下の面子だろうか。

・加害ドライバーA（中高年バージョン）：佐藤浩市
・加害ドライバーB（若年層バージョン）：加瀬 亮
・その妻（中高年バージョン）：黒木 瞳
・その妻（若年層バージョン）：のん
・被害者の祖父：渡辺 謙
・被害者の父：オダギリジョー
・その妻：安藤サクラ
・交通警察官：リリー・フランキー
・その他、一流俳優陣

ドラマは2パターン作る。18歳から30歳までのドライバーに見せる用と、それ以上の年齢のドライバーに見せる用だ。

そしてそれぞれのドラマのなかで、超名優である佐藤浩市あるいは加瀬 亮が後悔してもしきれない後悔を見事に表現するわけだが、それでもなお被害者の祖父である渡辺 謙が、佐藤または加瀬をなじり倒す。

そして被害者の父・オダギリと母・安藤はこぶしを握りしめ、ただただ畳を見ながら、無言で滝のような涙を流し続ける。

……そんなVRドラマを年イチペースで見せられた日には、嫌でも「一時停止と徐行」をしたくなるのが人情だと思うのだが、どうだろうか。

（ジャーナリストコラム 文：伊達軍曹）
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伊達軍曹（だて ぐんそう）：自動車コラムニスト
外資系消費財メーカー勤務を経て自動車メディア業界に転身。「IMPORTカーセンサー」編集デスクなどを歴任後、独自の着眼点から自動車にまつわるあれこれを論じる異色コラムニストとして、大手メディア多数で活動中。