DS3カブリオ登場! 夏の夜にオープンドライブ
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
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シトロエンDS3に陽気なオープンモデル「DS3 カブリオ」が追加設定された。ラインアップは「スポーツシック(6MT)」のみのモノグレード構成で、価格は311万円。ハッチバックの「DS3 スポーツシック(269万円)」との価格差は42万円となる。販売は本格的な夏が到来しているだろう7月5日よりスタート。オープンドライブにうってつけの夏の夜、6MTを駆使した爽快な走りを愉しみたい。
スイッチひとつで開閉可能な電動ソフトトップを採用したDS3 カブリオ。ソフトトップの開閉時間は16秒で、時速120km(本国テストデータ)の走行時でも操作できる。また、上部のみが開く“セミオープン”と、リアウィンドウが畳まれる“フルオープン”のポジションで自動的に停止するほか、任意の位置に設定することも可能だ。
ソフトトップのキャンバスは、DS3モノグラム、ブルーアンフィニ、ブラックの3タイプが取り揃えられ、4つのボディカラーとの組み合わせを愉しめる。キャンバス素材はアクリル・ゴム・ポリエステルの3層構造にアクリル織りの裏地を加えたもので、しかもDSモノグラムはドイツから、ブルーアンフィニとブラックはアメリカから素材を調達し、それぞれフランスで縫製するというコダワリようだ。
室内を見られることが多いオープンモデルらしく、スタイリッシュなレザーシート(ブルーもしくはブラック)を標準装備。ダッシュボードも3タイプが用意されている。トランク容量は230リッター。また、ハッチバックからの重量増を20kgに抑えつつ、トランク周りなどの補強によってボディ剛性を高め、ルーフを閉めた状態での遮音性もハッチバックと同等レベルを確保したという。
心臓部は1.6リッターの直噴ツインスクロールターボに、6MTという組み合わせ(最高出力156ps/最大トルク240Nm)。1000回転という低回転域からほぼ全域でターボが効くため、力強くてレスポンスのいい爽快なエンジンフィールを堪能できるはずだ。その他、6エアバックやESP、バックソナーといった安全装備が標準で備わる。
DS3のフォルムを受け継ぎ、かつソフトトップ採用で独創性に磨きがかかっているDS3 カブリオではさらに、奥行きと立体感を感じさせる3D・LEDコンビネーションランプを新たに採用。サイド部には「DS」ロゴも刻まれ、オーナー心をくすぐるシトロエンらしい小技がここでも効いている。
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