オートエクスポ始まる。インドの車事情を報告

■タタ ゼスト

TATAがナノのことは忘れたいのか？と思うくらいナノの存在を消したのも印象的だ。コンセプトカーも2台出展したし、新型車もお披露目したのだけど、どういうわけか全体的に勢いがなかった。来場者も多くなくそれほど盛り上がっていない。熱気ではMARUTI SUZUKIやHyundaiに遠く及ばない。

なんでこんなカッコ悪いクルマをみな欲しがるのか理解できないBセグメントのセダンがたくさん出た。TATAゼストもその1台。何人かのインド人に訊いたところ、「セダンが好き。それにクルマをいちいち四方から見るやつはいない。真横から見るやつもいない。だからこれで問題ない」と、以前言われたことがある。ホンマかいなと思ったが、この増え方を見るとそうなのかと思い始めた。

ボディサイズ＝3995mm×1695mm×1570mm 、ホイールベース＝2470mm。エンジン＝1.2Tガソリン（85PS/5000 rpm・140Nm/1750-3500 rpm）、1.3Lディーゼル（75PS@4000 rpm・190 Nm@1750-3000 rpm）の2本立て。