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マツダ3はゴルフを完全に超えた。力不足のエンジンは日本仕様に期待

ベンチマークとして名前が挙がる日は近いかも

ホテルまでの道のりでマツダ3の印象をまとめてみる。

デザイン、内外装のクオリティ、静粛性と乗り心地、街中と高速での乗り味の良さ、ワインディングでのハンドリングはパーフェクト。もうこの時点でCセグメントの頂点。

ではウィークポイントはというと、エンジンだろう。とはいえ今回試した2.0L M Hybridと2.5Lガソリンは真打ではないのも事実。まだ本命のスカイアクティブXを試していないし、さらに販売の面で主役になるだろう1.8Lディーゼルや、M Hybridなしの2.0Lガソリンも試していない。このあたりは今後の国内試乗などで評価が決まってくるだろう。

ユーザー目線では、マツダコネクトのHMI(ヒューマンマシンインターフェース)が新たにゼロから開発されて扱いやすくなったものの、先進性は薄い。

例えばメーター内の液晶はコストの問題からか、センター部分の速度表示だけというのは古臭い。ライバルは全面液晶を採用しつつある。マツダコネクトの液晶パネルのサイズも、後発ながら大きさでライバルに敵わない。さらに最近では自然言語で会話するようにナビやその他の設定ができるクルマも登場している。

さて、パワートレーンと先進性ついては不満もあったが、オーバーオールでは驚愕の仕上がりだったことは間違いない。試乗を終えて感じたのは、マツダがこれまでコツコツと積み上げてきた自分たちの価値観が、ついに世界のライバルを超えるほどの境地にまでやってきたのか、という日本人としての嬉しさであり感慨深さである。

もちろん、まだまだ手放しの絶賛には至らない。が、その可能性を存分に見せてくれていることには大いに期待したい。実際にマツダは最近、事あるごとにその商品をブラッシュアップして常に鮮度の高いものとして我々に届けてくれる。そう考えると、日本での発表および試乗や、本命スカイアクティブXが組み合わされる時が実に楽しみである。

そしてその先には、クラスのベンチマークとして名前が上がる姿もまた、見えてきたともいえる。それほどまでに、高い完成度を持っているのが今回の新型マツダ3だ。

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