新型ジャガーXJ、新しい時代への大胆な船出
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
ドラスティックな変貌を遂げたXJのエクステリアデザイン。チーフデザイナーのイアン・カラム氏によるプレゼンテーションで紹介されたデザインイメージのキーワードは非常に興味深かった。「未来のデザインをするためには過去のヘリテージを理解しなくてはならない。ただ伝統にしがみついただけのコピーではダメ。」 XJのスタイリングはトラディショナルな印象が強かったが、1950年代に登場したXJも当時としては“革新的”だったのだ。
ボディ表面は“純粋”で、目にやさしいデザインであることが大事。そして、“均整”の取れた立ち居振る舞いもデザインの重要な要素となる。ただし、完璧すぎると飽きるため、ちょっと“バランスを崩す”要素を入れるのが長く愛されるコツだという。素人目にはどこにその要素が入っているのかはまったくわからないが…。
とはいえ、自然なラインの美しさは目にわかりやすく、走りのイメージにつながる俊敏性をも体現している。ヘッドランプやホイールなど、宝石のような美しいディテールに富み、ジャガーらしいグラマラスなスタイルには“モダニティ”も織り込まれている。また意図的にCピラーをブラックアウトしたのは、ゴージャスなクルーザーのように、空中に浮いているようなイメージを実現したかったからだという。
そのイメージはそのままインテリアにも活かされている。ドアトリムから延びてラウンドしたラインのダッシュはクルーザーのキャビンのようで優雅な印象だ。ウッドやレザーに加え、メタルやカーボンも用い、マテリアルもやはり伝統と革新を融合し、幅広い顧客のニーズに応える選択肢を用意している。
インパネは、液晶にアナログメーターが描かれている。ここでもハイテクなソリューションと伝統的な組み合わせが見られる。アナログはスポーティなイメージを強調する狙いもある。その一方で、メーターの針のところにハイライトが当たったり、ナビやギヤのインジケーターなどにフレキシブルな情報が表示されるなど、液晶ならではの演出による視認性の良さも印象的だ。
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