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【高速道路でのトラブル1位】なぜ“タイヤのエアチェック”が大事なのか? かつて起きた大規模リコールとその重要性とは

【高速道路でのトラブル1位】なぜ“タイヤのエアチェック”が大事なのか? かつて起きた大規模リコールとその重要性とは

写真:kouensya

なぜ「空気圧管理」がここまで重視されるようになったのか

新車で販売されるクルマの一部には、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)という安全装置が搭載されています。各タイヤの空気圧を常に監視し、基準値以下に下がるとドライバーに警告する仕組みです。このTPMSは世界で義務化が進んでいますが(日本はまだ)、その背景には痛ましい事故がありました。

1990年代後半、アメリカで起きたフォード「エクスプローラー」とファイアストン製タイヤの大規模リコール問題です。

当時、フォードはエクスプローラーの乗り心地を優先し、推奨空気圧を180kPaという、現代の基準(200~280kPa)から見れば低い数値に設定していました。

この低空気圧のまま高速走行を続けると、タイヤ内部が過熱してトレッドが剥離。ゴムの構造が破壊され、エクスプローラーのような重心の高いSUVが横転事故を起こすケースが相次ぎました。このトラブルで、多くの命が失われたという痛ましい事例があったのです。

この悲劇を教訓に、アメリカでは2007年以降、新車へのTPMS搭載が義務化。日本ではランフラットタイヤを使用するモデルに義務化されていますが、通常タイヤ装着車には義務化されていません。

(次のページに続く)

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みんなのコメント

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  • 2025/5/02 10:45

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    つーか画像のミラはそもそも全然純正サイズのタイヤ履いてないし車高も随分下がってるし
    ホイールナットも長いからフェンダーに納まってるか怪しいからディーラー入庫拒否されるレベル
    タイヤに至ってはオールシーズンタイヤとか空気圧以前にもっとちゃんとしろよと
  • 2025/5/02 11:12

    違反報告

    > 当時、フォードはエクスプローラーの乗り心地を優先し、推奨空気圧を180kPaという、現代の基準(200~280kPa)から見れば低い数値に設定していました

    空気圧も誘発した要因ではあるが主因はストライキ期間で制作されたタイヤの欠陥。
    そして、フォードの車自体が後輪がバーストすると安定を失ってしまうという欠陥。
    それらの複合で横転事故が頻発したということだったはず。
  • 2025/5/02 10:02

    違反報告

    空気の監視装置ですが、私はタイヤのバブルに装着するものでなく、車のABSの信号から、タイヤの転がり方を計測してタイヤの空気量の低下を計測するマユツバの装置を付けています(社外品)
    試しに1本だけ空気圧を下げて走行すると、ちゃんとそのタイヤの警告が出ました。
    使えているような気がする。

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