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英国版グランドツアラー、アストンDB11の高性能版AMRを走らせた

英国版グランドツアラー、アストンDB11の高性能版AMRを走らせた

アストンマーティン DB11 AMR

流行のライムグリーンに塗られたキャリパーも目印

実際の走りで特筆したいのはハンドリングだ。今回の試乗コースは全体的にアウトバーンが少なく、ワインディングが長くコーディネイトされていた。そこではアンダーステアにもオーバーステアにもならないハンドリングがどこまでもクルマを安全にかつ気持ちよく走らせる。若干の“手アンダー“であればESPとデフがナチュラルにラインをトレースする。またコーナー出口でオーバーステア方向に向かわないのもなかなかの高等テクニックだ。

この辺の味付けはレースのフィードバックのひとつだろう。とっさの時のハンドルさばきにもクルマの挙動が大きく乱れない懐の深さを感じた。

外観の特徴だが、おもだったところではグリルや前後のライト類が挙げられる。ライトユニットの一部をブラック化したりスモーク化することで見た目の印象を変える。そのほかで目についたのはライムグリーンに塗られたブレーキキャリパー。もちろん、このクラスのクルマは標準装備なんてあってないようなもの。キャリパーひとつとっても何色にも塗ることができるが、今回このライムグリーンは印象的だった。最近AMGやポルシェ、ベントレーもクルマのカラーリングにライムグリーンを取り入れているからだ。きっとレース業界のひとつのトレンドなのだろう。内装では、カーボンむき出しのダッシュパネルとオリジナルシートが目についた。

といったのがDB11 AMRのファーストインプレッション。見た目だけでなくいま思うとAMRの個性がひしひしと思い浮かぶ。いいクルマは本気で走っても軽く流しても気持ちのいいものなんですね。

※無音映像です

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