500アバルトに海外試乗! サソリの猛毒にやられた
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:FCAジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:FCAジャパン
しかし実際に走り出すと、フロントに積まれたそのエンジンは、決して期待を裏切らない。最高出力135ps/5500rpm、最大トルク180Nm/2500rpmを発生し、さらにスポーツモードでは最大トルクを206Nm/3000rpmまで跳ね上げる1.4リッターのターボユニットは、日本の軽自動車によく使われているほどの小径タービンを使うことで、低速域から即座にブーストが立ち上がる。おかげでスタートダッシュは強烈。5速MTを1速に入れてクラッチを繋ぐと、まさに弾けるような瞬発力を見せつける。
速度計と一体化された集合メーター内の回転計に示されたレッドゾーンは6000rpmからと高くはない。しかし特性はあくまで全域フラットトルクで、どこから踏んでも力が得られて非常に扱いやすい。レスポンスも軽快で、全開にした時など、針の動きはレッドゾーンを軽く飛び越える勢いを見せる。
しかし、だからと言って「良く出来ているけれど、退屈」なんてエンジンを、アバルトがつくるわけがない。とくに印象的なのはサウンドで、回せば回すほど盛り上がるエンジン音と排気音を聞きながら走らせていると、必ずしも必要は無いのに、思わず高回転域まで引っ張ってしまうのだ。
乗る前には、ターボエンジンへの先入観もあって、速いとしてもピーキーな特性なのではと身構えている部分もあった。しかし、実際の味つけは、クルマとの一体感を強く味わえるレスポンスと低速トルクを重視したもので、ピーキーなところなど何も無い。刺激性と操る醍醐味をともに満たす味つけとして、これは相当にいいセンを行っていると言っていいのではないだろうか。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
欧州ではすでに新型が登場! アドベンチャー大型スクーターの大ヒットモデル ホンダ「X-ADV」はどう変わる?
コンセプトはGo Ahead! トムスが40系『ヴェルファイア』用「スタイリングパーツセット」を発売
ハミルトン、低調メルセデスF1での残り3戦はヤケクソ? フェラーリ移籍を前に「今はクリスマスを楽しみにしている」
[自動車ディーラー]が運営母体? [神戸マツダ]が整備専門学校を開校へ
13年放置のホンダ「ライフ ステップバン」を仲間とともにレストア…現代風にアレンジしたおしゃれなカスタムメニューを紹介します
「カワサキ プラザ横浜戸塚」がリニューアルオープン!楽しいモーターサイクルライフをサポート!
大西流星&長尾謙杜(なにわ男子)×新型ジープ・アベンジャー──Car of the Month
2024年末の発売を目指すヒョンデ中型EVバスを展示! 「エレクシティタウン」が富士スピードウェイのホームストレートを走った
【トライアンフ】冬の「ご購入サポートキャンペーン」を12/27まで開催中!
【トヨタ版の噂も】スズキ初のBEV「eビターラ」は多面体ボディと先進内装でBEV市場を席捲するか
あの「250」のオープンが想像以上にゴツカワ! トヨタが本気を出した「ランクルROX」の大量画像
【かっこいいぞ…】アウディ新型「A5」&「S5」公開! 実質A4の後継モデルはファストバックの5ドアとワゴンを設定
現行マツダ唯一のロータリーエンジン搭載モデル「MX-30」がマイナーチェンジ 価格は293万円から
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!