違いは見た目だけじゃない! 新型アルファードとヴェルファイア、どちらの「味」がお好き?
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 143
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フルモデルチェンジを果たしたアルファード&ヴェルファイア。技術的な部分で見てみるとすでに話題になったものばかりで、特に目新しい技術はありませんでしたが、一方で目を惹いたのが「車両剛性50%向上」の文字。そのあたりについて「現時点で世界一新型アルヴェルに乗っているはず」という、動的性能開発室主任に話を聞いてみました。
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「開発の初期から不快な振動と騒音を取り除くことに照準を合わせていました。先代モデルでは、特に後席で“プルプル”という細かな振動が発生しており、この振動がどのように伝わってくるか調べたところ『ボディがねじれる際に発生する振動の周波数と、身体が感じる周波数が合うことで伝わる』ということがわかりました」
そこで掲げたのが「ボディ剛性を50%上げる」でした。通常クルマの開発では、それぞれの部門が「ここに配管を通したい」「ここにハーネスを通したい」など、様々な要望が発生するため、ボディを作る際にそれぞれを調整しながら進めていきます。しかし今回は剛性を上げたボディありきで開発。全部門一丸となってボディ剛性50%向上を目指し、目標を達成することができたそうです。
これによって実現したのが「乗り味の変化」です。見た目以外での新型アルファードとヴェルファイアの大きな違いが、この乗り味の違いです。
具体的には、アルファードは「乗り心地重視」、ヴェルファイアは「走り重視」としました。たとえば装備を見てみると、乗り心地に影響するホイールサイズは、アルファードは17インチもしくは18インチですが、ヴェルファイアは全グレード19インチを採用。
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サスペンションもフラットな乗り味を実現する「周波数感応型ショックアブソーバー」をヴェルファイアに全車標準装備とし(アルファードはエグゼグティブラウンジのみ設定)、減衰力も高められました。これも「ボディ剛性が高いからできたこと」といいます。
さらにヴェルファイアには、フロント部分のボディ剛性を高めることでハンドリングに効く「フロントパフォーマンスブレース」を装着し、EPS(電動パワーステアリング)の味付けをクイックにするなど、総じて「運転が楽しい仕様」となっています。
見た目の違いだけでなく、乗り味を変えてきた新型アルファード&ヴェルファイア。検討中の方はぜひ乗り比べてみることをおすすめします!
>>新型アルファードのグレードと装備、価格表はこちら
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<終わり>
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