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ますますCG化!? カマロコンバーチブルに試乗

雑味のないクリアな走り

一方、走りだが、コンバーチブルはベーシックな3.6リッターV6・DOHC+6ATの組み合わせのみが選べるが、これが必要にして十分。っていうか十分以上だ。なにしろピークパワーが327ps/6800rpm、ピークトルクが38.4kgm/4800rpmと余裕のスペック。古典的なV8・OHVの「ドドドドド…」という滝に打たれるようなサウンドこそないものの、あくまでもスムーズに、「クィーン」とモーターの様に加速する。

乗り心地もモダンに非常に硬く締まっていつつもアメ車らしく雑味のないもので、これまた多少ゴーインに言えばアニメっぽいっちゃアニメっぽい。ステアリングも同様でゴリゴリした手応えは一切ないクリアなもの。

おそらく昔のアメ車のイメージで乗り込むとビックリするはずだ。オープントップは最初のロックさえ外せば、ほぼフル電動で20秒で開閉するし、ボディ剛性もクーペに比べると多少落ちるが、フニャフニャさはない。初代カマロに比べると、まさしくイメージを残しつつも未来のクルマに生まれ変わったよう。

逆に言うと乗る人間だけは相変わらず生々しいので妙な感じもなくはない。出来れば俺もアニメ化して欲しい! と感じたのは不肖オザワだけではないはず…ってそんなことないか?(笑)。

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