アウディS1試乗速報 日本市場へ導入予定は?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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インテリアはエクステリア以上に個性的でエキサイティングだ。まず、ドアを開ける前からボディと同色のシートバックが目に入るが、これはオプションのスポーツシートで、ホールド性と快適性を両立した優れものである事が試乗で判明した。
その他、コンソールの両側を囲むようなカバーにもボディと同色のカラーが与えられるなど、個性化への演出が巧みに行われている。
フラットボトム型のスポーツステアリングの向こう側にはグレーの下地にホワイトの数字と目盛りが刻まれたスピードメーターがあるが、左のタコメーターは6500rpmからレッドゾーンが始まり、8000rpmで終わっている。一方、スピードメーターの方は280km/hまでスケールが刻まれているが、その目盛りは等間隔ではなく、120km/h以下では目盛り幅が広く、細かな速度調整がしやすいようになっている。
おそらくこれで実用域でのスピードの確かな調整を促しているのだろう。そうでもしないと、S1の加速力ではいつ交通巡査の目を引かないとも限らない。冗談はともかく、足下を見るとアルミ製のペダルが光り、S1のコクピットにはこの種のスポーツモデルが必要とする全てが整っていると言っても過言ではない。
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