日本未導入のテスラ・モデルYに試乗。内外装はあと一歩だがドイツでも注目度は高い
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 115
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 115
ドイツにおけるテスラ、特に「テスラ モデル3」の販売は好調で、2019年の総販売台数ではそれまでトップだった廉価モデルの「ルノー ゾエ」の780台を146台引き離し、926台でトップに躍り出た。ちなみにドイツメーカーでは3位に「VW e-ゴルフ」が入っている。
2019年におけるEV販売台数合計は5748台で新車販売全体の2%に過ぎなかったが、2020年に入ると状況は改善しており、1月から4月までのEV新車登録台数は合計3万610台で、シェアは3.8%へと上昇している。まもなくデリバリーが始まるVWの本格的EV 「ID.3」によってさらに改善する可能性がある。
また冒頭に述べたテスラ モデル3は3位に入っており、ドイツ市場では日本車やアメリカ製のクルマは滅多に見かけないのに、テスラだけは例外だ。おそらくEVの先進メーカーであることや、ユニークな創業者イーロン・マスクのキャラクターが受けているのだろう。加えてドイツ・ベルリン郊外のブランデンブルグにギガファクトリーを建設し、来年から「モデルY」をヨーロッパに出荷すると発表したことも影響しているに違いない。
ゆえにドイツ人の多くはモデルYに大きな期待を寄せている。その結果、正規販売が始まっていないにもかかわらず、アメリカから並行輸入車が徐々に入って来ている。この試乗車もこうしたモデルの一台で、仕様はパフォーマンス、すなわちシステム出力で462馬力と639Nmを発生するデュアルモーターで、0-100km/hは3.7秒、最高速度は241km/hをマークするトップグレードである。
このパフォーマンスモデルの最大航続距離は480kmと発表されているがロングレンジ・バージョンでは性能は0-100km/hが5.1秒、最高速度は217km/hと若干劣るが航続距離は505kmまで伸びる。また搭載される75kWhのエネルギー容量を持つバッテリーへの充電は、専用急速充電システムのスーパーチャージャーなら24分で80%まで充電できる。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ダイハツ販売会社で導入率50%突破、シンカの「カイクラ」…AI機能で顧客対応を効率化
「ツイーター」だけを追加 or 交換するのもアリ! さらには…?[お金をかけずにサウンドアップ]
まさかの「トヨタ再登板」自工会が次期体制を発表 トヨタ佐藤社長が会長へ…新7つの重点課題とは
価格85万円! トライアンフ「“新”カフェレーサー」予約開始! レトロな丸目ヘッドライト&スポーティな低いハンドルを採用 「スラクストン400」登場
F1タイトル5連覇を逃したフェルスタッペン、2026年のパーソナルナンバーを決定。以前の『33』には戻さず……『69』の使用は断念したみたい
建築家・田根剛が語るハンス・ウェグナーの美学──「織田コレクション ハンス・ウェグナー展」
ジョルダン、デジタル庁の認証アプリ活用…住民・観光客の属性確認が可能なモバイルチケット開発
マンガ大好き! マーベル・コミックを愛するオコン、年内にも新しいプロジェクトを発表すると示唆「忘れずにチェックしておいて」
「ブルーインパルス」のルーツはライト兄弟が作った!?「歴史上の偉人」が生んだ知られざる「初めて」(後編)
トヨタ「8人乗りSUV」に注目! カクカクデザインדラダーフレーム”採用! 430馬力超えの高性能マシン! 上質インテリアがめちゃ快適な「最新セコイア」米国仕様がスゴい!
トヨタ輸送、「カオナビ」のタレントマネジメントシステム導入…人材情報の一元管理を実現
キアの新世代商用EV『PV5カーゴ』、フル積載で航続693.38km達成…ギネス新記録
【最上級ベースで黒仕立て】三菱「アウトランダーPHEV」に“ブラックエディション”新登場。専用レザー&内外装ブラック統一で存在感アップ
「ステップワゴン」が“30周年特別仕様車”を追加で攻勢。シートヒーター&全方位カメラ追加で、同日発表のマイチェン版「セレナ」と“真っ向勝負”の構図に
【正式価格と発売日確定】三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデルが1月9日登場。液晶メーター&S-AWC搭載で“タフギアミニバン”が次のレベルへ
【実は中身がかなり進化】新型日産「セレナ」マイナーチェンジで何が変わった? デザイン刷新×グーグル搭載×新グレード追加の全貌
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!