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スマートに新機能!mhdでエコ度大幅アップ

最小限のハイブリッドだが…

そんな折に日本では今回、スマートはまたもや意義ある行動を起こした。それが今回試した「mhd」である。mhdとはマイクロ・ハイブリッド・ドライブの頭文字。ただ、いわゆる日本のハイブリッドとは異なり、アイドリング・ストップ機構を備えていることを指す。日本ではハイブリッド=エンジン+モーターというイメージが強いが、欧州ではハイブリッド=エンジン+何かしらの燃費向上機構という概念がある。ゆえに従来のスターターを廃して、スターター兼オルタネーターを備えたこのmhdはその名の通り最小限のハイブリッドということなのだろう。

mhdは水温60度以上になるとメーター内のECOの文字がオレンジからグリーンに変わる。この状態でアイドリング・ストップが働く。時速8km/h以下でブレーキペダルを踏むとエンジンを停止。再びブレーキペダルから足を離すと、スターター兼オルタネーターは0.35秒と短い時間でエンジンを再始動する。頻繁に停止・再始動を繰り返すことになるため、バッテリーはこれまでより容量の大きなタイプに改められ、専用のECUによって機構は制御される。渋滞時や車庫入れのバック時などに停止/再始動となり煩わしい場合は、シフトレバー前にあるECOスイッチをOFFにすることでアイドリング・ストップがキャンセルされるわけだ。

ちなみに従来のスマートと比べると違いは本当にこの部分だけ。 あとは装備も見た目も変わらない。

ただしこの機構が与えられたことで、10・15モード燃費性能は従来の18.6km/Lから23.0km/Lへと約24%の向上を見せた。しかもこの数値、奇しくも今年トヨタが送り出し話題を呼んだマイクロ・プレミアム「iQ」と全く同一の数値である。CO2排出量も全く同一の101g/kmとなる。ただし排ガスに関してはiQが4つ星(SU-LEV)となるのに対し、スマートは3つ星(U-LEV)となる。

実際に走らせた時の従来モデルとの違いは当然ながらアイドリング・ストップで確認できるのみ。エンジンの再始動時に振動がブルっと伝わるのは確かだが、燃費が向上するのだと思えば気にならないレベルだ。

それにしても、スマートの走りは相変わらず気持ちよく楽しい。今回はたまたまiQと比較することもできたのだが、比べると同じ1.0リッターの直3エンジンを搭載し出力も大差がないにも関わらず発進からの力感は明らかにスマートの方が上。これはおそらくトランスミッションが2ペダル自動MTであることも影響しているはず。iQはCVTで効率よく力を伝達するはずだが、スマートはエンジンの力がダイレクトに路面に伝わる感じだ。

またステアリング・フィールの質やハンドリングの気持ち良さはやはり後輪駆動のスマートに圧倒的なものがある。iQも良く出来ているのだが、比べると走りから得られるドライバーとの対話性はスマートが数段上だ。

生まれた時からシャレていて、そのくせ中身は環境に優れていて、ひとたび走らせるとドライバーを笑顔にしてくれるだけの気持ち良さがある。特に最後の部分は、iQが喉から手が出るほど欲しい部分ではないか? もっともiQもそうした面への対応を今後見せてくるのだろうが。

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