車の買い替え時期はいつが最適なのか？買い替えの際にやるべきこともチェック【購入ガイド】

車を買い替える際にやるべきこと

現在所有している車のローン確認や提出する必要書類の準備など、車を買い替える際には複数の手続きを行う必要があります。ここでは、所有している車の売却から買い替えに向けた書類手続きの進め方を見ていきましょう。

ローンの残りを確認する

買い替え前の車をローンで購入していた場合、残債の有無によって手続きの進め方が異なります。買い替え前のローンが残っている場合はディーラーやローン会社が車の所有者になっているので、車を買い替えるには陸運局での所有権解除手続きが必要です。

なお、所有権の解除を行う際にはローンを完済していることが前提になります。車の買取価格をローン返済に充てられる場合もあるので、中古車買取店やディーラーなどに相談することをおすすめします。

自動車税の納付状況を確認する

自動車税の支払いを滞納していると車の名義変更が行えなくなるので、車の買い替えを検討する際には自動車税の納付を完了させておく必要があります。自動車税は毎年4月1日に車を所有している人に課される税金であり、対象者には5月中旬ごろまでに納税通知書が届きます。

自動車税の納付手続きは各都道府県の税事務所で行える他、自治体によってはコンビニエンスストアで自動車税を支払えるところもあるようです。自動車税を支払うことで自動車税納付証明書が交付され、車の名義変更手続きを行えるようになります。

必要な書類を用意する

車を買い替える際の必要書類は普通自動車と軽自動車で一部異なります。普通自動車を売却する場合は車検証、印鑑登録証明書、自賠責保険証明書、自動車税納付証明書、リサイクル券、実印が必要です。

軽自動車の場合は車検証、自賠責保険証明書、軽自動車納税証明書、リサイクル券、印鑑（認印可）が必要になります。

なお、住所変更を1度している場合は住民票、複数回住所変更をしている場合は住民票の除票、姓名が変わっている場合は戸籍謄本が追加で必要です。その他、販売店やディーラーで入手できる書類もあるため、車の買い替えを検討する際には見積時に確認を取ることをおすすめします。

古い車を売る

使用してきた車を買取もしくはディーラー下取りに出す際には、販売店の店頭やウェブサイトなどで査定価格の相場を前もって調査することをおすすめします。相場を確認しておくことで、販売店や買取専門店などから提示された査定価格が妥当な金額かをある程度判断できるでしょう。

販売店での買取とディーラー下取りでは査定価格の相場が異なるので、車の売却方法に合わせて相場価格を調べることが大切です。実際に査定価格の相場を調べる際には複数の販売店から見積もりを取るか、一括査定サイトから見積もりを取得しましょう。

自動車保険の手続きを行う

車を買い替えた際には、自動車保険への加入もしくは切り替え手続きを行うことをおすすめします。自賠責保険は販売店やディーラーが加入、切り替え手続きを実施してくれますが、自動車保険は任意での加入なので車の使用者自身による手続きが必要です。

また、自動車保険の切り替えは契約先の保険会社で行えるようになっており、一般的には納車後30日以内に手続きを行う必要があります。切り替えは納車当日からでき、納車日に合わせて手続きを行うことがスムーズに切り替え手続きを進めるポイントです。