アクティブツアラー試乗、FFにも流れるBMWの血
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:菊池 貴之
スタートボタンを押すと静かに上品にアイドリングを始めたのは、1.5L3気筒エンジンだ。この2シリーズ アクティブツアラーのパワートレーンは、136ps/220Nmの1.5L3気筒+新開発の6速ATと、231ps/350Nmの2.0L4気筒+8速ATを用意。エンジンはどちらもツインパワーターボで、1.5LはJC08モードで16.8km/Lと、コンパクトSUVに勝る燃費を実現している。アイドリングストップやエネルギー回生システムはもちろん、最大20%の燃費低減を可能とするECO PROモードにも切り替えられるから、乗り方によっては既存の輸入車より維持費が抑えられそうだ。
まずはノーマルモードで走り出すと、軽やかにヒュンヒュンと吹け上がる気持ち良さと同時に、とてもフラット感のある乗り味に新鮮さをおぼえた。ドッシリとしすぎず、適度にスイスイと足元が軽い感覚で、市街地はもちろん山道に入ってからも、ボディ全体に一体感がある。上り坂では1250回転からピークを迎える力強いトルクに支えられ、グイグイと上ってくれるのも心強いところ。これなら1.5Lだからと心配することは何もないと実感できた。
タイヤはすべてランフラットとなり、試乗した218iのLuxuryには205/55R17が装着されていた。乗り心地はおおむね良好で、速度を上げていくとちょっと弾んだ感じになる場面があったのは、日本仕様は欧州仕様よりもややダンパーを締め気味にしているからだとか。このままでも不快なほどではないし、人や荷物を載せることを考えればちょうどいいのかもしれない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
[サウンドシステム設計論]高度な「パッシブシステム」を組んで1ランク上のサウンドを満喫!
【MotoGP】バニャイヤが直面する新たな課題……マルケス加入後のチームの手綱を握れるか? 「和を乱すな」と今からアピール
スペインGPで大失速のRB、オーストリアGPのFP1で2台のマシンで比較テスト実施へ。角田裕毅「明確な説明が得られればいいんですが……」
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! めちゃ精悍「“スポーティ”仕様」がカッコイイ! デザイン刷新の「フル無限カスタム」も設定
VW新型「ゴルフR」世界初公開! 333馬力・最高時速270kmの最強ゴルフは「光るVWエンブレム」初採用
マツダとヤマハ発動機、認証不正で出荷停止のロードスターRFなど 7月以降に順次生産再開へ
VWゴルフGTIのセダン版『ジェッタGLI』に改良新型、228馬力ターボに6速MT…米国発表
【公式動画】アストンマーティン F1アロンソの熱望から誕生したQ By Aston Martinビスポークのヴァリアント・ヴェラールが新たな系譜に加わる
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア/プリウス」オーナーに朗報! 純正ナビのテレビ視聴やナビ操作が便利になるTVキットが新登場
3週間ぶりのMotoGP! オランダGPのFP1はバニャイヤがトップタイム。来季チームメイトのマルケス2番手続く
ブガッティの新たなハイパースポーツカー「トゥールビヨン」が登場。V16エンジン+3モーターで1800psを発生!
[15秒でわかる]BMW『M2』改良新型…小さな車体でも中身は狂暴
ノアヴォク・セレナ失速とステップワゴン急上昇の理由。次の改良で上級グレード「エアーEX」登場か
【20周年記念車オーナーに激震?】「ゴルフR“8.5”」登場。買い物もこなせる超高速ハッチ
ホンダ新型「フリード」発売 購入検討時にチェックしておきたいポイント&シエンタとの価格差は?
【よく見りゃ大変化!】発売迫る新型BMW「X3」のデザインやお買い得度を現行型と比べた
大幅改良で走りが激変「ヴェゼル」の買いは最上級「Z」の4WD。新設定ハントパッケージの評価は?
日産の新型3列SUV「インフィニティQX80」が米で7月発売決定。打倒レクサスLXとして日本導入ある?
本当にスポーツタイヤ!? グッドイヤーの新作「アシンメトリック6」は静かで軽い“摩訶不思議”な万能選手だった
続々PHEV化で完成するレンジローバーの唯一無二の世界観。その裏で過激なV8モデルも準備中!?
BYDの新型セダン「シール」は乗るとどう? 中華高級EVのガジェット感とコスパは日本で通用する?