ジェッタ ハイブリッド、米国でプリウス超え!?

■VW製ハイブリッドの第二弾 [1/5]

フォルクスワーゲンがトゥアレグに続くハイブリッド・モデル「ジェッタ・ハイブリッド」を北米で発売することになり、その量産モデルに試乗することができた。

ZF製のお仕着せ、つまりトルコンと電気モーターを組み合わせた汎用ハイブリッド・モジュールではなくVWが独自開発したハイブリッド・システムを搭載している。

このシステムは最高出力110kW（150ps）/5000rpm、最大トルク250Nm/1400～3500rpmの1.4リッター直4TSIエンジンと20kW（27ps）を発生する電気モーターの間にクラッチを挟んだ構造で、駆動力は7速DSG（デュアルクラッチ・トランスミッション）を介してフロント・アクスルに伝達される。バッテリーは蓄電容量1.1kWh、重量35.8kgのリチウムイオンで、車両後部のトランク内に搭載される。