インプ・スペックC、さらに研ぎ澄まされた走り
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
現行型インプレッサ WRX STIに最強モデルの「スペックC」が初めて追加されたのは2009年7月のこと。当時のスペックCはホモロゲ取得のための17インチタイヤ装着モデルと、街乗りも可能なロードバージョンが限定900台で販売された。その後スペックCはホモロゲを無事取得。そして900台限定のモデルも全てオーナーの元へと旅立った。
あれから約1年半が過ぎ、いま再びスペックCがWRX STIに再設定された。今回ももちろん競技ベース(ホモロゲは既に前モデルで取得済み)となる17インチタイヤ装着モデルが用意されるが、一方のロードバージョンたるモデルは限定ではなくカタログモデルへと昇格を果たした。
再設定されたスペックCも、ノーマルのWRX STIと比べた時の変更点は2009年7月に設定されたスペックCと同じだ。ボールベアリングターボを採用して最大トルクはノーマルの43.0kg-mから43.8kg-mとなり、発生回転数も4400rpmから3200rpmへと下がっている。またタイヤは専用となるポテンザRE070を採用、アルミ製ボンネット…といった具合で、以前同様に細かな部分に手が入っている。
しかし実際には2009年7月のモデルよりも相当に進化/深化を果たしている。その理由はそもそものベースであるノーマルWRX STIの、2010年7月のマイナーチェンジが大きく関係している。忘れている人も多いだろうから改めて解説すると、2010年7月のマイナーチェンジでノーマルWRX STIは大きく成長を果たした。それまでより車高を5mm下げ、フロント・サスペンションのアルミ鋳造製ロアアームを新設計した他、アームリア側のブッシュをピロボール化。リア・サスペンションはサブフレームブッシュの仕様を変更した他、前後のスプリングおよびスタビライザーの仕様を変更している。これによってまずベースの走りが大きく変わっていたわけだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「幻の最終戦」で悪い流れをどう断ち切る? 豪雨から快晴で劇的展開!! KONDOレーシング56号車はもてぎでどう走った?
ストロール、フォーメーションラップでのコースオフはブレーキトラブル? しかしなぜかグラベルにハマる……クラック代表「予想外のこと」
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024
モロゾフがフォルクスワーゲンコラボ「Love Beetle」2025年バージョンを発表!食べも飾っても楽しめるバレンタインギフトだ
角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
欧州ではすでに新型が登場! アドベンチャー大型スクーターの大ヒットモデル ホンダ「X-ADV」はどう変わる?
コンセプトはGo Ahead! トムスが40系『ヴェルファイア』用「スタイリングパーツセット」を発売
ハミルトン、低調メルセデスF1での残り3戦はヤケクソ? フェラーリ移籍を前に「今はクリスマスを楽しみにしている」
【トヨタ版の噂も】スズキ初のBEV「eビターラ」は多面体ボディと先進内装でBEV市場を席捲するか
あの「250」のオープンが想像以上にゴツカワ! トヨタが本気を出した「ランクルROX」の大量画像
【かっこいいぞ…】アウディ新型「A5」&「S5」公開! 実質A4の後継モデルはファストバックの5ドアとワゴンを設定
現行マツダ唯一のロータリーエンジン搭載モデル「MX-30」がマイナーチェンジ 価格は293万円から
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!