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インプ・スペックC、さらに研ぎ澄まされた走り

ソリッド&レーシー

具体的にノーマルのWRX STIはこのマイナーチェンジで限界域、特にサーキットレベルでのコントロール性能を大幅に向上させていた。フィーリングとしてもステアリングからクルマ全体がソリッドに感じられる印象が存分に伝わってきて、高い信頼感のある操縦性になったといえる。では、その進化の度合いがどれほどだったかというと、実はそれ以前の2009年7月のスペックCに限りなく近い速さを手に入れていたのだ。ノーマルWRX STIの装着タイヤはポテンザRE050。それでいながらも、専用のRE070を履くスペックCに肉薄するほどの進化を見せていたのだから驚きだ。

そしていま、再設定されたスペックCは、そんなマイチェン後のノーマルWRX STIをベースにしているわけで、以前のスペックCを圧倒することは間違いない。

さらにここで分かるのは2010年7月のマイチェン後のノーマルWRX STIにおける大幅な深化/進化は、いま目の前にあるマイチェン後のスペックCで圧倒的な性能を手に入れるための“基礎体力アップ”という意味合いがあった、ということ。つまり、今回のスペックCはそれこそ、ベース車の進化も含めてもうずっと前からコツコツと準備がなされてきていたわけだ。

それゆえに、新たなスペックCは走らせた瞬間から以前との違いが明白。マイチェン後のノーマルWRX STIに施されたシャシー関係の変更の上に、以前のスペックCと同じ手法による性能アップが図られるわけだから、そのパフォーマンスは段違いだ。

2009年7月に登場したスペックCは、当時のノーマルWRX STIに比べても格段にソリッドな乗り味と高いパフォーマンスを備えていたが、ベースモデルが更新された上で同様の手法が盛り込まれた今度のスペックCは、一層レーシーな感覚を備えたといえる。事実、新たなスペックCは走らせると実に鋭い感覚をドライバーに伝えてくる。

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