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パワーディーゼル搭載のM!やはり来たか!

パワーディーゼル搭載のM!やはり来たか!

■ディーゼルらしからぬ澄んだ音色 [2/3]

今から8年前の2004年、ジュネーブ・モーターショーにおいてオペルは、直列レイアウトのビターボを備えた1.9リッター直4ディーゼルを搭載したベクトラを発表した。このベクトラは最高出力212馬力、最大トルク400Nmというスペックを誇ったが、車両価格を抑えるために可変タービン・ジオメトリーを省略するなどのコスト低減を行っていた。そのため設計が中途半端で、いわゆる"ドッカンターボ"になってしまい、結局当時はものにならなかったのである。しかし技術がそこで途絶えたわけではなく、195馬力、400Nmにディチューンされた2.0リッター直4が、現在もインシグニアのトップ・モデルに搭載されている。

しかし今回M社が5シリーズ・セダン/ツーリング(ワゴン)に積んだ最新技術満載のパワー・ディーゼルは、当時のオペルとは比べるべくも無い。プレミアム・ブランドのBMWに相応しい完成度に達しているのである。エンジンの回転フィールは非常にスムーズで、パワーもスロットルペダルの踏み加減にリニアに沸き上がる。標準で組み合わされているZF製の8速ATとのマッチングも素晴らしい。実際に走り出すと、あらゆる回転域でプッシングパワーを感じる、まるで大排気量V8ディーゼルのような力強さである。後方から聞こえてくるエグゾースト・サウンドも音程は低いが籠もっておらず、抜けるようなディーゼルらしからぬ澄んだ音色を聴かせてくれる。


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