最新AMGモデルで、鈴鹿サーキットを攻略！

レーサーの走りを助手席で体感

3つ目のプログラムは、インストラクターの運転するクルマに続いてフルコースを走行する「先導走行」と、インストラクターのクルマに同乗する「サーキット・タクシー」。

先導走行では、2つのAMGモデルをドライブすることができる。セクタートレーニングで受けたアドバイスを思い出しながら、先頭を走るインストラクターのライン取りやブレーキランプのタイミングを見ながら、走る。数台のクルマが隊列をなすので、参加者のレベルを見ながらインストラクターがペースメーカーとなって速度をコントロールしてくれる。

とはいえ、一般道では経験できないスピード域でのコーナリングや加速を体感することができる。またAMGとはいえ、モデルによってキャラクターやパフォーマンスの違いも実感できるので、購入を検討している人にとってもそれを確認する貴重なチャンスといえるかもしれない。

すべてのプログラムの中で恐らくもっともインパクトが強いのが、「サーキット・タクシー」ではないだろうか。こちらはAMGモデルではなくメルセデスのスタンダードモデルとなるが、私は元F1ドライバーである高木虎之介氏のドライブするCクラスの助手席に乗った。安定しながらも速いコーナリングスピードに、「量産車でも、こんなに走れるの!?」という驚きがあるだろう。