電動キックボード、実は気になってました…“交通のプロ”が教える「誰もが安全に楽しく乗れる方法」
掲載 carview! 文:西村直人(NAC) 5
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2023年8月、特定小型原付に合致した電動キックボードに東京都内の公道で試乗した。車両は電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「Luup」社が開発し、実際に同社のシェアリングで使用している最新モデルだ。
Luupの電動キックボードで走り出すには、まず片足をボードにのせ、もう片方の足で地面を蹴って2.5km/h程度まで速度をあげる必要がある。
安定した発進を促す(≒暴走を抑制する)ため停止状態ではアクセルレバーが無効化されている。よって、いわゆるケンケン走りからアクセルレバーで増速、という流れで発進、加速へと移る。言葉にすると難しそうだが、やってみるとすぐに慣れる。
電動キックボードについて危険性は報道されるものの、安全に楽しく乗る方法はあまり語られていない。そこで、誰もが簡単に、そして安全に楽しく乗れる方法をお伝えしたい。
真っ先に覚えていただきたいことは1つ。左足を前に右足を後ろにしてボードに乗り込む、つまり足を前後に開いて乗ると安定して走らせることができる。
次に視線。視線はなるべく遠くに置く。自転車でもそうだが、バランスを取りながらの乗り物は視線が近いと必ずフラついてしまうからだ。
最後に足をつく場所。停止時に片足を着く際、左側通行では左足を着くと後続車両との距離が取りやすくなり安全だ。これも自転車や二輪車と同じ考え方である。
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