“観る”と“走る”じゃ大違い!《編集》が焼肉屋で誘われ味わった、モータースポーツに参加する醍醐味
掲載 carview! 文:編集部 7
掲載 carview! 文:編集部 7
いよいよ練習日を迎え、マシンに乗り込みコースイン。何度かクルマで走っているモビリティリゾートもてぎの本コースですが、地面スレスレを走るカートだとスピード感が桁違い。カートでは入門用となるホンダ製「GX270」という4ストロークの汎用エンジンを搭載し、最高速は120km/h程度ですが、体感的には300km/h近く気分はジェンソン・バト……(以下略)。
走り始めて驚いたのが、あまりブレーキを使わないということ。モビリティリゾートもてぎの本コースともなると、コース幅に対しカートが小さいので、アクセル全開で曲がれるコーナーがほとんどなのです。しかし、最初は恐怖心から思わずアクセルを抜いたりブレーキを踏んだりで、常連ドライバーに鮮やかに抜かれていきます。
ただ、何周か走るとマシンの特性もわかってきて、先輩にアドバイスをもらい、ブレーキングポイントを詰めたり最適なラインを見つけたりすることで、徐々にタイムアップ。メカニックやドライバーどうしコミュニケーションを取ることでチームの一体感も高まり、カートで走ることがどんどん楽しくなっていきます。
迎えた決勝日。総勢99台が並ぶなか《編集》が乗る95号車はなんとポールポジション! というのもK-TAIの予選はクジ引き。別の号車をドライブするチームメイトが見事1位を引き当ててくれ、初参加ながらポールポジション賞をゲットしました。「持ってるぜオレ」と心の中で叫んだのは内緒です(ちなみに《編集》はじゃんけんに負けスタートドライバーはチームメイトに。持っていなかった……)。
その後レースがスタートし、若手主体の95号車は当然上位陣に敵わずズルズルと後退。しかし、K-TAIは7時間の長丁場。耐久レースは何が起こるかわからないので、みんなで丁寧にバトン(マシン)をつなぎながら、燃費をセーブしつつ各々が自分のペースで走り続けます。
というのも、K-TAIは1回あたりの給油量とピットストップ時間が決められており、燃費が重要な要素に。速く走るだけでなく、いかに給油を少なくするかが順位アップのカギとなります。
カートで燃費を最も稼ぐ方法が、他車の後ろについて空気抵抗を減らす「スリップストリーム」。レースでよく耳にする言葉ですが、実際に後ろにつくと「こんなに変わるのか!?」というくらいにストレートスピードが伸び、尚且つ自分より少し速いペースのドライバーについて走れるので、マージンを削り全力でプッシュするよりも安全にタイムを稼げるのです。
しかも、上手い人の走りを直に見て学べ、レース中に自分のスキルがどんどん上がっていくので一石三鳥です。
7時間はあっという間に過ぎ、いよいよチェッカー。最終順位は51位で真ん中より下ですが、チームでは最上位。クラブレーシングとしても、大きなトラブルなく無事に3台とも完走を果たしました。
しかも! 《編集》は(クジ引きでゲットした)ポールポジション賞で表彰式に参加しシャンパンファイト(炭酸水)まで経験するというオマケ付きです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
インドネシアでEV充電網拡大へ、EV「ビンファスト」のV-Greenとテルコム・プロパティが提携
地域のイベントでもバスは来る!! 「亀山市勤労者ファミリーフェスタ」の濃すぎるバスレポート!?
ダートフリークから ZETA ハンドガード専用「ハンドウォーマー」が発売(動画あり)
クルマの“未来”を見に行ってみた!【ジャパンモビリティショー2025編】──連載|CCGとクルマでどうする?<第9回>
ヒョンデと仏Air Liquide、欧米韓で水素インフラ構築へ…グローバル提携を拡大
アル/ヴェル&レクサスの新ライバル!? EV「爆速高級ミニバン」中国製と侮るな 日本市場の本気戦略とは
フィアットの超小型EV『トポリーノ』、米国導入が決定…欧州と南米に続く第3の市場に
三井物産、100%バイオディーゼル燃料システムの日本・インド・ASEAN独占販売権を獲得…オプティマスと提携
トヨタ新型「ハイラックス」は“460万円”から!? 新エンジンで「出力1.4倍アップ」か!? 大幅刷新の内外装&「画期的な4WD」採用! 26年発売の「本格ピックアップトラック」気になる日本仕様はどうなる?
ポルシェのスペシャルプロジェクト統括、グラント・ラーソン氏が引退へ
中国FOTONの小型EVトラックが日本上陸! トラックオーコクと手を携え来春から販売を本格化
帰ってきた名作ホイールはシャープに進化していた!! ワークの「VS KF#」なら86からアル/ヴェルまで履けちゃうってマジ!?
【日本仕様にも“この黒テイスト”が欲しい】タイ版「ヤリスクロス」に“ナイトシェード”登場! 約444万円の最上級グレードは「ハリアー」級の仕立て
レンタカーと大差ない? “クルマのサブスク”のメリット・デメリット。若者にジワジワ浸透する“意外な理由”
【若者のプリウス離れ?】安定した人気も…時代を象徴した“元祖エコカー”の購入層が“高齢化”する背景とは
【争奪戦ふたたび】受注再開のスズキ「ジムニーノマド」に大幅改良の噂。安全装備の改良&MTにACC搭載…ただし値上げと“納期地獄”は避けられない?
大幅改良で延命のレクサス「IS」。新型は3年以内に“シリーズ化”され登場か…ワゴン、SUV追加の可能性も
リアガラスは寝かせ気味でラゲッジルームは控えめ…もしBMW次期「1シリーズ」BEV版がシューティングブレークだったら?
【これが最後のテコ入れか?】マツダ「CX-3」が2グレード体系に再編で新登場。人気装備の標準化の裏で“選べるモデル激減”の実質延命に
【衝撃】ついに「GR MR2」が商標出願。トヨタ製ミッドシップスポーツ復活へ…予想スペック、価格、発売時期はどうなる?
「センチュリー」セダンの2026年型は見た目そのまま中身だけ更新。最新セーフティと8インチ画面追加などの一部改良で292万円アップ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!